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内容説明
「―!」火乃香は、息を呑んだ。眼前の美女の腕が消え、一瞬、出現する自動拳銃の銃口。抜き撃ちが、暴漢の額をポイントする。その女の名は、パイフウといった。『超一流のプロなのは、わかる。けど、職業はいったい??』困惑が、少女の胸を襲う。今回、何でも屋―火乃香のもとに、舞い込んだ依頼は、前人未踏の砂漠最奥部の調査。しかも、パイフウの同行により、事態は硝煙の匂いがたちこめる…。亜人種“ザ・サード”の支配の下に、文明をかろうじて、保つ人類。苛酷な世界を火乃香が、いま風となって駆け抜ける。待望のアクション・ファンタジー・シリーズ第二弾ついに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫
1
『ザ・サード』2巻目。1999年6月刊行だから、前巻(デビュー作)から5ヶ月しか経っていない超スピード出版であります。前巻刊行の時点で脱稿済みだったのか、それとも前巻の反響を受けて突貫で執筆したの? そんなこんなの本書ですが、いろんな要素を詰め込んでみたものの全体に収まりが悪い印象でして、続編物の難しさを考えさせられることに。今回、火乃香たちの知らないところで「ザ・サード」勢が危機対応に追われ、状況を解説してくれるものの、これがちんぷんかんぷん。若い頃はSFぽい演出だとわくわくして読めたんだ…。星3つ。2019/02/23
ゆか@中四国読メの会コミュ参加中
0
なんとなく手に取ったので再読。ほのちゃんの敵は最強レベルが多すぎだなぁとしみじみ。この時点で世界最強確定なような。それでも続刊でピンチに陥ってるわけで。 なんと言う世界だ(笑)2013/04/27
ゲシャン
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2作目にして世界を及ぼす危機とまみえるっていうのは早すぎる気がする。。。先を読んでるからてのもあるんだけど、パイフウが弱いなと思ってみたり。あんな雑魚に死を覚悟してしまうなんて2012/09/18
Asterisk876
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再読2012/06/27
りべちん
0
★★☆☆☆ 『ザ・サード』シリーズ第2巻。アクション描写がややわかりにくい。キャラが生き生きしていて良い。2011/11/01