富士見ファンタジア文庫<br> 神仙酒コンチェルト―ブートレガーズ

富士見ファンタジア文庫
神仙酒コンチェルト―ブートレガーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 366p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829128664
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ギルバート・アニアン、22歳。職業、デイル一家の会計士。容姿端麗、冷静沈着でエリートな彼がハマったのは賭博!組織の金に大穴開けて、窮地に立った彼の前に現れたのは、ガンマンかぶれの青年ジョバンニ、惣菜屋をきりもりする少女フランシスだった。明るくてできの悪い仲間と生きるために密造酒づくりを始めた…が、そのお酒、中華神仙術の秘中の秘と謳われた神仙酒には「こんなんアリ~っ!」てな秘密が隠されていた。神仙酒を巡って勃発する抗争、ハードで戻れない「ギャングスター」街道を突き進む三人組の未来は…?1920年代のシカゴ、スチームと鉄の溢れる巨大都市を舞台に落ちこぼれのギャングスターたちの大騒ぎが巻き起こる。銃&弾丸&仙術が乱れ飛ぶハイブリッド・アクション!第九回ファンタジア大賞出身の異才、堂々のデビュー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Zaebos02

2
あざの耕平―――と改名する前、宇野耕平名義のデビュー作。『BLACK BLOOD BROTHERS』のあとがきにて著者の友人が「酒、麻薬ときて、次は『児童虐待』か。さすがだな耕平。社会派だな」と評したように、本作は禁酒法敷かれるアメリカはシカゴを舞台に、「酒」を題材にしたギャング協奏曲!というと、成田良悟のデビュー作『バッカーノ!』が思い浮かんでしまうが、こちらのほうが出版に関しては5年も先に扱っている先達ノベル。2017/10/20

よはて

2
登場人物が多いのでその関係の描写が物足りないような。色々と展開が突然過ぎて少し置いてけぼりくらった。でもデビュー作でここまで書けるのは凄いです。あと舞台が似てるからバッカーノと比べたり。作者同士も交流あるみたいで、自分の好きな作家同士が仲良いと和むなぁ。2012/05/19

こめ

1
あざのさんのデビュー作。やっと見付けて読んだ。なるほどこれはあざの耕平のデビュー作だ!って感じだった。かなり現実に沿って話を進めてるのにそっと超常を入れてくるあたりが特に。これは綺麗に終わっちゃってるけど、神仙酒の利用を広げた話も読みたかったな。2011/04/17

あわうみ

1
あざのさんの原点の作品。ストーリーのスピード感やギャグの部分が最近のあざの作品を荒削りにしたような感じだった。あと、あとがきは謙虚でした(笑)2011/01/26

フタ

1
密造酒!ガンマン!ギャングの抗争!殺し屋!おもしろくないわけない2010/09/08

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