富士見ファンタジア文庫 黒い炎の挑戦者―封仙娘娘追宝録〈５〉

ろくご まるに【著】

富士見書房（1997/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 270p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829127476
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

和穂と殷雷は、宝貝回収の旅の途中で、宝貝使いに命を狙われている老婆、栄秋と出会う。やり手の商人である栄秋は、二つの宝貝を持っていた。流麗絡は織り機の宝貝だが、綜現台は自分がなんの宝貝だったか忘れていた。しかもドジばかりで、栄秋の役に立ったことがなかったのだ！「ぼくに栄秋様を守らせてください」なんとか使用者の役に立ちたい綜現が突然言った言葉に、慌てふためく栄秋。かくして和穂と殷雷は、綜現たちを回収する前に、栄秋を守りたいという綜現の願いを叶えることにした。ドジで役立たずの宝貝は、無事に栄秋を守りきれるのか！？大好評の中華風異世界ファンタジーシリーズ第５弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[レモン]

当時はツンデレな流麗好きだったけど、再読するとそんなにだった。次巻の恵潤・勇吾と言い、著者はお姉さんと少年の組み合わせが好きなのだろうか。綜現の記憶を取り戻してからの反撃が良い。塁摩も可愛い。殷雷は完治してないのは覚えてるけど、こんなに早く人型に戻れたっけ？この辺りから展開おぼろげにしか覚えていないが、ホッと一息つけるのもここまでだった気がする。

2021/12/31

[お萩]

この表紙から絵柄が90年代から00年代絵になってきた感じがする。。(挿絵はまだ違うが)今回の巻でのお気に入りは毒舌美人の流麗。相変わらずの女性キャラ。気は強いけど優しい心を持ってるっていう設定が作者は好きなのかしら。終章はちょっと予想外。このまま復讐心は消えずにやり遂げられるのかな。どちらにしても悲しいな。

2015/04/07

[soundsea]

栄秋て……なんていうかすごいひとだな。

2009/06/22

[黒ノ岸シン]

塁摩の攻撃のシーン描写が格別好き

2020/11/09

[kmori299]

こんなに因業ばばあって単語が似合う人はいないよね！変に改心しないのが好み。改心しないのに爽やか。

2016/05/05