富士見ファンタジア文庫<br> 我が呼び声に応えよ獣―魔術士オーフェンはぐれ旅

富士見ファンタジア文庫
我が呼び声に応えよ獣―魔術士オーフェンはぐれ旅

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829125649
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「てめえいいかげんフザケタことばっか言ってっと、ローラーでひき殺すぞ。」俺は心地よい眠りから、罵声でたたき起こされた。俺の名はオーフェン。本業は魔術士だが、副業でモグリの金貸しなんぞやっている。罵声の主はボルカンという地人のガキだ。俺から金を借りているくせに、ちっとも返そうとはしやがらない。このガキがどうやら、金儲けの話を見つけてきたらしい。あまり、アテにはできないが、とりあえず奴に言われたとおり盛装して、とある金持ちの屋敷にやって来たのだが…そこで、俺はあいつに出会ったのだ―。期待の新鋭が描く、コミカルでシリアスなハイブリッド・ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりお

34
いつかは読んでみたいと思い、遂に手に取ったオーフェン。今回は旅の仲間を紹介、プロローグの話。また「オーフェン」と呼ぶ事を決めた始まりの話。旅の仲間と共に、トラブルメーカー兄弟を追っかけて次回へ。2017/12/24

とら

34
言わずも知れたファンタジーの名作。そう、本の表紙がno imageになっているほどの古さだから古本屋にも売ってなくて・・・。でも身近な図書室にあったというオチ。凄い面白かったです。最初の根本的な設定を最後で一気に覆すという、ミステリーみたいな話で良かったです。昔はこういうの真新しかったんじゃないかな?と思いますね。だからこんなに有名になったし、今読んでも面白いと思える。うん。これぞ名作。あ、この本が初no imageです!何か新鮮で良いですねw今手元にあるのは表紙ちゃんとあるのになあ。続きも気になります。2011/11/20

浮草堂美奈

7
私が小説を書き出したきっかけは、小学生のころにオーフェンと京極堂に出会ったことでした。 あれから二十年近く書いていますが、まだこの第一巻発表当時の秋田先生には遠く及びません。 しかし、私は、そんな体たらくでも、書けるようにはなれました。 ありがとう、金貸し魔術士。 (実は当時はおこづかい事情により、一巻を読めませんでした。しかし、二十年経てば全巻一気購入という行為さえ可能に。オーフェン、あなたがその二十年の土台だよ。)2018/03/27

サン

7
魔術士オーフェンシリーズの本編。トトカンタで、モグリの金貸し魔術士オーフェンは取立ての流れで探していた人と出会う話し。オーフェンと名乗る理由。旅の仲間たちとの出会いなど。勢いがあり、キャラがいい。店頭で新しいシリーズが売ってたので、振り返ってから読もう思い、久々に読み返してみました。2018/02/14

K・J

7
ロードス島戦記、スレイヤーズ、そしてオーフェンがラノベの古典と呼ばれているが、自分にはいちばんこれが面白かった。伏線の張り方が絶妙で、最後に大逆転があるのだが、読み直すとそれがわかる。一番プロットに力を入れた作品だと思う。古典=面白いはラノベでも通説だと思われる。古さを感じるという意見もあるが、私には今のラノベが「今」すぎて、3年すら鮮度を保てないと思う。(この辺は星新一の短編を読んだら意味がわかるはず)オーフェンはあと10年たっても読めると思うよ。2014/06/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/576761
  • ご注意事項