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内容説明
大陸で三指に入る版図を有する、北の雄―アドリエ王国。人口10万を越える首都大アドリエ市に、オルボとジッダを加えたティーエたち一行は、歩を進めた。「この都で、私は“運命”と出会うのです」ケイローンの予言にしたがって都を行くティーエの姿を、水晶球の中に映し出す者―伝説の大魔術師ラグルド老。グラウルの師である彼の、遠隔魔術がティーエを襲う。そしてラクシたちに、黒影団の魔の手が忍び寄る。圧倒的な人気に応えて贈る、超ヒットシリーズ第4巻。―琥白色の大陸を、蒼く壮麗なる疾風が吹きぬける…。
目次
宿命の都
紺青の都
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
26
遥か昔の予言に従い、主人公ティーエを手に入れようと画策する親殺しの青年王イルアデル。美貌の悪役って好きだ!できれば主人公に瓜二つとかじゃなく、『偽善爽やか腹黒』とか『黒髪クール系眼鏡』とか、もしくは『ワンコ系直情型』とか、タイプの違う美形だったらもっと良かったのに!(ゴメン。趣味全開コメントで・笑)それにしても、どこまでも美しい世界です。整った顔やら美しい光景が多く、またそういった表現の上手な作家さんだけにやけに印象に残るんですよね。面白いんだけど、なんだか居心地が悪く感じます。バランスって難しいですねー2010/07/26
文庫フリーク@灯れ松明の火
24
『わたしのイルアデル』大臣グラウルと、その師たる大魔術師ラグルド老。イルアデル王の異母兄妹にして〈アドリエの真珠〉と称される姫マレシアーナ。女傭兵のマンレイド。ティーエが甘んじて受けようとしている〈運命・宿命〉とは。気になる人物が増えてきた。だいぶ屈折していそうだな、イルアデル王。2010/07/20
朱音
14
いかにも悪役っぽい人物が出てきたといわば安心していたのに(笑)王があまりイヤなヤツじゃないようなのでそこのあたり今後に期待かも。しかし敵方でも悪役でも、美形ばかりで(笑)スパイスとして異形の者なんかいてもいいんじゃないかと思うくらいで…この大陸は美形ぞろいなんだろうか?2010/07/21
珂音
14
主要な人物が出揃ってきたんでしょうか・・・イルアデルとグラウルの主従は悪なのか単にティーエと立場を異にするだけなのか、限りなく悪役臭いが保留しておきましょう2010/05/21
p.p.
11
遥か昔の予言。予言された者は、”世界”の相を持つティーエなのだろうか……。大魔術師ラグルドの登場。イルアデル、グラウル、マレシアーナ。ゼルフトとバルドの対立。反アドリエの人々。盲目の女性アナリス。一巻丸々使って人物登場編といったところか。2010/11/26
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