富士見ファンタジア文庫 死すべき神々の荒野（ゲヘナ）〈下〉―ザ・サード〈７〉

星野 亮【著】

富士見書房（2005/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 380p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829116654
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

火乃香は空を見上げ、パイフウのことを思った。彼女との関係を。友達。ちょっと違う。先生。勝手に呼んでいるだけだ。仲間。一緒に組んでなにかやる間柄でもない。そう、簡単に言葉では語ることができない。だが、パイフウはそこにいた。確かにいたのだ。砂漠の果て。学校の保健室。多くの闘いを、ともに乗り越えてきた。だから、連れて帰ると誓ったのだ。舞台を石の街に移し、白き虎と過去との闘いは、その激しさを増す。黒き天使、三刀の剣士、獣に近き男、紅き女。そして闇の中に蠢く王―ハデス。すべては、あの街に帰るために！バトル・アクション・ファンタジー第七弾、下巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[月兎]

まさかちょっとハデスに魅力を感じ始めるとは思わなかった。 弱さとは魅力なんだよね。 強いと感じていた相手であればあるほど、その弱さを知った瞬間っていうのはドキッとする。 ハデスに立ち向かっていく火乃香、その後パイフウと話す火乃香を読んで、またより彼女のことが好きになった。 今回亡くなった面々は残念だけど、今回の出来事は火乃香の中で生きていく。 そう思うと次の話を読むのが楽しみになった。http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-373.html

2013/05/12

[ゲシャン]

バトルバトルバトルな巻！パイフウの過去に纏わる話のおしまい。最後のバトルは仕方ないこととはいえ少し悲しかったな。覚悟の上なんだろうけども。それにしても先生がそのことで泣くとは思わなかった！

2012/10/02

[飛龍]

P.293のパイフウが何ともいえずいい！

2012/06/19

[ASKA]

どんどんハードになっていくザ・サード。ロウエンとシンがかっこいい！ほのかの潔さが相変わらず良いです。

2006/07/14

[永山祐介]

相変わらずの超人バトル。気が便利過ぎ。最初の頃はもっと躍動感があったと思うんだけどなあ。

2005/05/27