コンピュータの構成と設計―ハードウエアとソフトウエアのインタフェース〈上〉 (第2版)

コンピュータの構成と設計―ハードウエアとソフトウエアのインタフェース〈上〉 (第2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊/高さ 26cm
  • 商品コード 9784822280567
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C3055

出版社内容情報

 コンピュータ科学の究極の教科書として定評の名著が全面改訂。実例や最新動向、 WWW連携など新機軸で一層の充実、待望の第2版登場。
 豊富で精緻な図版、2色刷り のビジュアルな構成。コンピュータの基本をわかりやすく解説。世界中の読者が認めるNo.1のテキスト、全米そして日本の各大学も続々と教科書採用。

■Original Title:Computer Organization and Design, Second Edition

(1999年5月17日発行)

著者紹介


ジョン・L・ヘネシー(John L. Hennessy)
 スタンフォード大学教授。最適化コンパイラ技術を専攻し、1977年より同大学。現
在は工学部長。1981年、スタンフォード大学のグループを率いてMIPSプロジェクトに
着手。1984年に同プロジェクトを完成させた後、1年間大学を休職、MIPSプロセッサ
製品化のためMIPS Computer Systems社の設立に参画。RISC技術の先駆的業績に対し
、IEEEより賞を受賞。現在の主な研究分野は並列プロセッサの設計および実用化技法
。最近の成果では、分散共有記憶型のDASHマルチプロセッサ・アーキテクチャの開発
が挙げられる。全米工学アカデミー会員で、IEEEとAAASのフェロー。

デイビッド・A・パターソン(David A. Patterson)
 カリフォルニア大学バークレー校教授。1977年より同大学でコンピュータ・アーキ
テクチャの教育に携わる。コンピュータ教育分野での貢献に対しACM、IEEEなどより
受賞多数。バークレー校で世界初のVLSI RISCプロセッサであるRISC I の設計・実現
プロジェクトを指揮。このプロセッサが数多くの会社に採用されたSPARCアーキテク
チャの基礎になった。また、高性能の記憶・入出力システムを実現するRAIDプロジェ
クトも指揮し。こうしたプロジェクトに対し、ACMより3つの賞を受賞。現在はインテ
リジェントDRAMを使用した新型マルチプロセッサについて研究中。全米工学アカデミ
ー会員で、IEEEとACMのフェロー。


目 次 [上巻]


序文
オンラインでアクセスできる本書の関連資料
まえがき

1  コンピュータの概念構成とテクノロジ


1.1  はじめに 
1.2  プログラムの裏側 
1.3  コンピュータの内部 
1.4  集積回路:技術革新のエネルギ源 
1.5  実例:Pentiumチップの製造 
1.6  誤信と落とし穴 
1.7  おわりに 
1.8  歴史展望と参考文献 
1.9  主な用語 
1.10 演習問題 

2 性能の役割


2.1  はじめに 
2.2  性能の測定 
2.3  測定基準同士の関係 
2.4  性能評価用のプログラムの選定 
2.5  性能の比較とまとめ方 
2.6  実例:SPEC95ベンチマークおよび最近のプロセッサの性能 
2.7  誤信と落とし穴 
2.8  おわりに 
2.9  歴史展望と参考文献 
2.10 主な用語 
2.11 演習問題 82

3 命令:マシンの言葉


3.1  はじめに 
3.2  コンピュータ・ハードウエアの演算 
3.3  コンピュータ・ハードウエアのオペランド 
3.4  コンピュータ内での命令の表現 
3.5  条件判定用の命令 
3.6  コンピュータ・ハードウエア内での手続きのサポート
3.7  数値を超えて
3.8  MIPSのその他のアドレシング方式
3.9  プログラムの起動 
3.10 包括的な例題解説
3.11 配列とポインタの対比
3.12 実例:PowerPCと80×86の命令
3.13 誤信と落とし穴
3.14 おわりに
3.15 歴史展望と参考文献
3.16 主な用語
3.17 演習問題

4 コンピュータにおける算術論理演算


4.1  はじめに
4.2  負の数
4.3  加算と減算
4.4  論理演算
4.5  算術論理演算ユニットの作成
4.6  乗算
4.7  除算
4.8  浮動小数点演算
4.9  実例:PowerPCおよび80x86における浮動小数点演算
4.10 誤信と落とし穴
4.11 おわりに
4.12 歴史展望と参考文献
4.13 主な用語
4.14 演習問題

5 プロセッサ:データパスと制御


5.1  はじめに 
5.2  データパスの構築 
5.3  「単純な」データパスの構築 
5.4  マルチサイクルを用いた実現方式 
5.5  マイクロプログラミング:制御設計の単純化 
5.6  例外 
5.7  実例:Pentium Proの実現方式 
5.8  誤信と落とし穴 
5.9  おわりに 
5.10 歴史展望と参考文献 
5.11 主な用語

巻末資料
 用語集
 索引
 根本事項のまとめ
 MIPSのアセンブリ言語と機械語のまとめ

内容説明

コンピュータの仕組みとは?世界の読者が認めたNo.1の教科書が内容一新,待望の第2版登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

0
その道の人には「パタヘネ」で通じるらしいですね、この本。そのぐらいに業界標準の定評ある本なのでしょう。和訳はまだだけど原著では第4版が出てるようなので、2世代前の本を読んだことになります。21世紀になってからはプロセッサの世界はインテルが市場制覇してる状況ですが本書ではMIPSの石を標準にして解説してあり、x86の話は「ちなみに」という位置づけで語られてます。上下巻のうちの上巻を読んだだけですが(しかもアセンブラのプログラムを熟読はしてないし)、よく整理された良質の教科書だなと実感しつつ、さあ次は下巻だ。2012/03/28

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