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評伝・日本の経済思想
大河内正敏―科学・技術に生涯をかけた男

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818820296
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1333

出版社内容情報

日産などと並び称される新興財閥・理研の創業者にして東大の造兵学の教授を務め、また理化学研究所長でもあった大河内の経営者像に迫る。

内容説明

理化学研究所長であり、新興財閥理研コンツェルンの創設者であった大河内の、経営思想や科学技術教育の真髄を明らかにする。

目次

第1章 理化学研究所の設立
第2章 経営思想の形成
第3章 発明の工業化
第4章 企業集団の形成とその特異性
第5章 科学主義工業の実践
第6章 大河内正敏の遺したもの

著者等紹介

齋藤憲[サイトウサトシ]
1947年東京に生まれる。早稲田大学大学院商学研究科博士課程、商学博士(早稲田大学)。1993年関東学院大学経済学部教授。1998~99年Oxford University Mansfield College Visiting Research Fellow。2002年専修大学経営学部教授。現在、専修大学大学院経営学研究科科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ted

7
'09年7月刊。△松平伊豆守家(大河内家)という名門の当主にして男爵、東大の造兵学のパイオニアにして理研の三代目所長を務めた大河内正敏の評伝。理研コンツェルンの礎を築いた業績が主に語られており、評伝といっても大学入学以後のことしか書かれていない。生い立ちから青年期については本人も語らなかったのか、聞き書き可能な人が絶えてしまったのか、書こうにも不明だったらしい。本人はもともと分家出身だったが男子に恵まれなかった本家の意向でその一人娘と結婚し、その兄の養子となる形で当主となる。寺田寅彦の同期で親しかった。2016/09/18

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