内容説明
全12球団、選手・監督・フロントの超“激辛”通信簿。
目次
1 ルーキーの見立て―斎藤佑樹がプロで成功するために必要なもの
2 捕手の見立て―私が城島健司を酷評した理由
3 監督の見立て―星野仙一は楽天で成功できるのか
4 新戦力の見立て―なぜ巨人は毎年外国人獲得に失敗するのか
5 打撃陣の見立て―私の現役時代と重なる、T‐岡田の大不振
6 投手陣の見立て―攝津正の配置転換は、先発陣に刺激を与える
7 フロント、コーチング・スタッフの見立て―「10年先」を見据えるヤクルトの優秀な編成陣
8 球界の見立て―プロ野球の近未来を考える
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年、京都府生まれ。京都府立峰山高校を卒業し、プロ野球南海に入団。以降、ロッテ、西武へと移籍し1980年に引退。現役時代は一貫してキャッチャーとして活躍。1965年に三冠王を獲得したほか、本塁打王9回、打点王7回など獲得タイトルは多数に及ぶ。南海では1970年からプレーイングマネジャーとして監督とキャッチャーを兼務し、1973年にパ・リーグ優勝。1990年にヤクルト監督に就任し、9年間でセ・リーグ優勝4回、日本一3回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちろたろう
24
3時間半ルールは懐かしい。近年では2008年日本一の西武が良かった。ダメでも改革が進んだチームもあるが、ダメなままのチーム、選手も多いな。2017/04/01
再び読書
24
やはりノムさんの眼力は見事と言わざるを得ない。特に中日の落合監督後の迷走や、その後の城島の凋落や、斉藤祐樹の今の姿等、流石と思わせる。野村氏の強烈なONに対するライバル心もこの本には出てこず、新鮮な切り口で楽しめた。意外と星野監督と岡田監督には手厳しいでうすが、中畑監督は輪千にも上らない。暇つぶしで読める安定感を誇った作者ともいえる。2014/08/20
Humbaba
11
プロ野球になるということは,それだけで充分才能があと言うことを意味している.そのため,ただ漫然と練習しているだけでは,競争に勝つことはできない.自分にとっての強みは何であるかを理解し,それを活かすべく準備をして初めて,トップのフィールドで戦い続けることができる.2012/04/24
Humbaba
9
原点能力.それは,文字通り原点となるような基本となる能力である.それがしっかりとしている人間は,軸が一本通っていることになるため,非常に安心できるそな意図なる.2013/01/08
さりゅ
4
結構、書いてある事が当たってるんじゃないかと。斉藤の見立てとか凄い。 落合さんと野村さん、合わないようで気が合うんですね。落合さんは野村さんを尊敬してる部分があるんでしょうね。野村さんのライバルだった稲尾さんを尊敬してるように。2012/05/06