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性依存―その理解と回復

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  • サイズ A5判/ページ数 225p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805821558
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3047

内容説明

性的問題行動により生活に破綻を来たしている人々を「性依存症者」という。「性依存症」は、相談・治療によって回復が可能な病である。決して意志や人格の問題でも、処罰によって解決する問題でもない。本書では、性依存症者たちがどのように回復してきたかを綴った13編の手記と、性依存症者に対する米国での最先端の治療プログラムと日本における相談・治療の実践を紹介する。

目次

第1章 性依存の相談と治療(パトリック・カーンズ博士の実践;キーストーンセンターでの実践;アメリカでの治療の実践;性的虐待と将来の性的逸脱行動―再犠牲化からの脱出;治療・相談機関における性依存症者への援助;性依存症相談の進め方)
第2章 当事者が語る性依存(本人の手記;家族の手記)

著者等紹介

吉岡隆[ヨシオカタカシ]
1946年埼玉県生まれ。上智大学、同大学院卒業。ソーシャル・ワーカー。東京小児療育病院、東京都立松沢病院、埼玉県精神衛生センター、埼玉県川越児童相談所、埼玉県越谷児童相談所、埼玉県立精神保健総合センター、埼玉県所沢保健所を経て、1998年にこころの相談室「リカバリー」を開設。セルフヘルプ・グループとの協働をテーマに活動を続けている

高畠克子[タカバタケカツコ]
1944年香川県生まれ。東京大学心理学科卒業、ハーバード大学教育学部修士課程修了。臨床心理士。東京都立墨東病院、東京都立中部総合精神衛生センター、東京都精神医学総合研究所、東京フェミニスト・セラピー・センターなどを経て、2001年より武庫川女子大学大学院助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アマテラス

1
表題に限らず、依存症全般を知るのにも役立つ良書。

枕流だった人

0
佐倉市立図書館

あきかん

0
『セックス依存症−その理解と回復・援助』が品切れになっている現在、性依存についての日本で唯一の総論的な本。それを意識してか、前掲書の概要を記述している章もある。この分野の臨床研究が進み、当事者の回復が増え、後続書が出ることを強く期待しています。2012.10.13記2011/06/13

水野

0
依存・嗜癖について勉強し始めた人におすすめの1冊。性依存をロマンスへの依存や性行為への依存、特定の人物への依存などで切り分けたり、あるいは複合したものとして扱ったり。当事者の言葉や家族の話など、たくさん事例が載っていて参考になりそう。うまくいったケースが載っていて、実際はこんなにうまくいくのだろうか、実際会ったらすごく消耗するんだろうなーなどと思いながら読む。しかし、いくつかの章を書いているフリーライターというひとは何者なんだろう。2012/05/31

kazhc57

0
いままでアル中については結構勉強しましたが、性依存というもののイメージがついていませんでした。この本で、ある程度のイメージが持てました。この本でおもしろいのは何と言っても色々な人の体験談です。でもごく短いものなので、詳細な背景が分からず、もやもやしたものが残ります。不倫を繰り返す人が体験談を書いていますが、結婚も一応続いていて、自分で事業を起こし順調に経営してるというのに、それって性依存?と疑問に思います。更に自慰も性依存と言われるとかなり違和感を持ちます。2023/10/16

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