人工美学―生成AI・アート・ビジュアルメディア

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人工美学―生成AI・アート・ビジュアルメディア

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784802513623
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C3070

出版社内容情報

「美しさ」はどのように生まれるのか。
生成AI が変える、美と創造の条件。
生成AIの登場によって、アート、デザイン、視覚文化をめぐる前提は大きく揺らぎはじめている。AIは美的な判断や表現をどのように学習し、予測し、生成するのか。創造性は人間固有のものなのか。私たちは何を「美しい」と感じ、その判断はどのように変化するのか。

本書は、美学、芸術哲学、芸術心理学、メディア論、デジタル文化研究、コンピュータ科学、そしてデジタルメディア実践の知見を横断しながら、生成AIが人間の感性と創作にもたらすインパクトを考察する。

レフ・マノヴィッチとエマニュエーレ・アリエッリが2019年から2024年にかけて積み重ねてきた共同思考をもとに、変容する視覚文化の現在地を読み解く一冊。

●推薦コメント
無限の生成物に、真実も、選択も、独自性も、すべてが飲み込まれかけている--生成世(Generatocene)の到来。その中で、ヒトであることの最後の誇りを、みなが「創造性」に託そうとする流れをずらしていくこと。人類にとっての「つくること」の意味をリメイクするために。 
--難波優輝(美学者)


【目次】

●第1章 AIでもつくれる
エマニュエーレ・アリエッリ|2021年12月15日公開

シンプルな地図――AIと美学の関係
説明の仕方――人が美について語る言葉
計算と心理学

●第2章 AI時代の「アーティスト」
レフ・マノヴィッチ|2022年1月18日公開

芸術AIのチューリングテスト
ソフトウェア時代の創造性
AIが競うべき相手
「プロフェッショナル」の定義
芸術AIのラブレステスト
未来の芸術?

●第3章 テクノアニミズムとピュグマリオン効果
エマニュエーレ・アリエッリ|2022年3月28日公開

芸術AIは、汎用(人工)知能であるべきか
人は「美的な」機械に何を期待するのか
人間の能力を映す批判的な鏡としてのAI
人間以外にも魂は宿るか
人間中心的視点と、あたかも魂があるかのような扱い
追伸

●第4章 AIと創造性の迷信
レフ・マノヴィッチ|2022年5月18日公開

「芸術」の発明――ロマン主義時代
創造性の体現としてのアート
コンセプトとしてのアート、社会的手段としてのアート
視覚的スタイルとしてのアート
リアリズムとしてのアート
創造性とグローバル経済
AIと創造性とを切り離す

●第5章 表現から予測へ――AI画像の理論
レフ・マノヴィッチ|2023年4月20日公開

用語について
文化的認識としての「AI」
「メイク・イット・ニュー」――AIとモダニズム
生成メディアとデータベースアート
表現から予測へ
メディアの「翻訳」
ステレオタイプと個性
主題とスタイル

●第6章 人間の認識と人工のまなざし
エマニュエーレ・アリエッリ|2024年1月15日公開

無垢なる瞳
期待に基づく認識――目の「歴史的条件付け」
人間の不完全さに合わせる
おかしな認識と「データの無意識」
人工プラトン主義と、反事実的想像力
奇妙な手――ちょっとした余談
デジャヴと「感覚体制」のシフト

●第7章 AIアートとメディアの進化
レフ・マノヴィッチ|2024年3月27日公開

分割と再統合
ビジュアルAIとメディアの蓄積
圧縮と生成、リアリズム
断片の美学
若きアーティストへ

●第8章 ツールから作者へ
エマニュエーレ・アリエッリ|2024年9月24日公開

美的能力の拡張
ツールからエージェントへ
偶然の女神――無作為の(知覚された)自律性
人工の作者と、作者の意図
「努力」はどこへ向かうのか

●第9章 人間に「よる」か、人間の「ために」か――美的整合性の諸問題
エマニュエーレ・

内容説明

本書は、美学、芸術哲学、芸術心理学、メディア論、デジタル文化研究、コンピュータ科学、そしてデジタルメディア実践の知見を横断しながら、生成AIが人間の感性と創作にもたらすインパクトを考察する。レフ・マノヴィッチとエマニュエーレ・アリエッリが2019年から2024年にかけて積み重ねてきた共同思考をもとに、変容する視覚文化の現在地を読み解く一冊。

目次

第1章 AIでもつくれる
第2章 AI時代の「アーティスト」
第3章 テクノアニミズムとピュグマリオン効果
第4章 AIと創造性の迷信
第5章 表現から予測へ―AI画像の理論
第6章 人間の認識と人工のまなざし
第7章 AIアートとメディアの進化
第8章 ツールから作者へ
第9章 人間に「よる」か、人間の「ために」か―美的整合性の諸問題

著者等紹介

マノヴィッチ,レフ[マノヴィッチ,レフ] [Manovich,Lev]
ニューヨーク市立大学大学院センター、コンピュータ科学科の学長特別教授。専門はデジタル文化とニューメディア理論、デジタルアート、ソフトウェア研究、文化分析、視覚文化

アリエッリ,エマニュエーレ[アリエッリ,エマニュエーレ] [Arielli,Emanuele]
ヴェネツィア建築大学(IUAV)、建築芸術学部の哲学・美学教授。専門は美学と芸術理論、意味論、認知科学、心の哲学

久保田晃弘[クボタアキヒロ]
人間

高崎拓哉[タカサキタクヤ]
翻訳者。おもにスポーツ関連の翻訳と書籍の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hukukozy

0
生成AIを、人類の創造性と連関してきたメディアの発展の潮流として捉え、生成AIによって人間の美的感覚がどう変容するかについて考察を深めていく。人間が道具を発明することで社会や文化は変化してきたが、発明された道具によって人間自身が変化してきた。そして、生成AIは過去の道具とは異なる性質を秘めた一種のメディウムである。2026/08/08

A

0
【どんな本?】生成AI時代における美しさとは何か、どのように生まれるのか、の示唆が書いた本【何が学び?】美の考え方は、人間の文化、経験、記憶、価値観などによって多様性があり、このバイアスはAIは学習できてもすべての人間によって同じでない。細部のディティールは人間が思考し判断する部分。それがないとステレオタイプのものができ、AIが学習する内容をまた同じ。AIが作ったものと人間の作ったもののアウトプットだけみると差が融けている中で、自分の経験や記憶、価値観で細部をどう思考し判断するか重要とあらためて感じた。2026/08/01

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