野村克也の「菜根譚」

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784800211040
  • NDC分類 159
  • Cコード C0011

内容説明

『菜根譚』約350条の中から108条を厳選!知将・野村克也が、処世の極意を「ノムラの考え」に重ね合わせてわかりやすく解説した人生の指南書!

目次

第1章 人としての生き方、考え方(正しい生き方をしていれば誰かが必ず見ていてくれる;最後に勝つのは不器用な人間だだから愚直に生きたほうがよい ほか)
第2章 日常生活の送り方(静と動とを両立することが望ましい;後悔しないかどうかを行動する前に考える ほか)
第3章 品格の磨き方(無事の際には万一の場合に備え有事の際には心にゆとりを持つ;失敗や逆境は順境のときに芽生え始める ほか)
第4章 人間関係の築き方(狭い道を行くときは一歩避けて他人に道を譲る;友とは三割ほどの義理人情をもって付き合う ほか)
第5章 ものの見方、人の見方(素質は平凡でも非凡な努力で道を極める;一つの見方しか持てない者は多くの見方に気付かない ほか)

著者等紹介

野村克也[ノムラカツヤ]
1935年、京都府生まれ。54年に京都府立峰山高校を卒業後、南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)へテスト生として入団。3年目に正捕手に定着し、本塁打王のタイトルを獲得。65年に戦後初の三冠王になったのをはじめ、MVP5回、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、ベストナイン19回、ダイヤモンドグラブ賞1回などタイトルを多数獲得。70年からは選手兼任監督となる。その後、「生涯一捕手」を宣言し、ロッテオリオンズ、西部ライオンズに移籍。80年に45歳で現役を引退、解説者となる。89年に野球殿堂入り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kakoboo

13
明時代の箴言集「菜根譚」は人としての生き方や考え方、日常生活の送り方等、言ってみれば「当たり前のこと」が書かれています。その当たり前をどこまで当たり前にできるか。まだまだ未熟な自分にとっては、反省の繰り返しでした。 全てのことを実践することは難しいけど、「平凡の非凡化」「自身の役割を考える」等日々心がけていることも書かれていたのは嬉しいですね。そうは言ってもより気を引き締めて取り組んでいくことでより言葉を感じれるような気がします。 ちなみに、蛇足ですが菜根譚の言葉と野球の内容に差異があったような。。。 2015/02/24

春風のぼる

5
この本の感銘したところを、メモに抜き書きして、戒めにする。そう決めました。時間かかるだろうなー。。2018/03/27

ちなつパパ

4
野村監督&支那の古典…私にとっては鉄板の組み合わせです(^O^)人生長く生きていれば、本書「菜根譚」や「論語」「大学」「中庸」などの古典に自らの歩みを当てはめてみると、我が意を得たりすることや、反省することが必ず見つかります。まぁ〜わたくしなぞは、反省する点が多いんですがね(^_^;2013/12/24

コダマ@ようやっとる!

3
・天が進む道を阻もうとも自分自身の道を貫き通す。・身を立てたいと思うなら他人より少し高い目標をもつ。道理にかなっていることは一歩も退いてはならない。・ヒマな時間に努力を重ねれば後々になって生きてくる ・いやいや付き合うような不毛なことはやめる・欲からくる迷いが生じたときはすぐに正しい方向へ転換する。・新しい友人を求めるよりも古い友人を大切にする・中途半端な才能がある人は物事を片付けるのが難しい 2018/02/12

2
実際の野球への落とし込みはノムさんの他の本と比較すると少ない印象がある。しかし、所々で垣間見えるノムさん自身が考える実際に起きた野球論との対比は非常に面白かった。いい塩梅が1番良いのかもしれない。真摯な心がけなどが重要。Wikipediaで調べてみると、菜根譚(さいこんたん)は、前集222条、後集135条からなる中国明代末期のもので、前集は人の交わり、後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物らしい。こちらも1度読んでみたいと思った。2020/04/10

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