在日キムチにおける誤解―食と難民をつなぐ関係

在日キムチにおける誤解―食と難民をつなぐ関係

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784795807426
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C0095

内容説明

“キムチはなぜ赤くて辛いのか”の誤解から出発した著者の韓国行は、ある必然性を帯び、結果的には日本と韓国との距離を縮め、ザイニチを相対化させる旅になることがご理解いただけよう。しかし相手は、日本2000年、中国4000年の歴史に対して、5000年の歴史を持つと学校で教えられている神話の国、韓国の国民食キムチである。NICSの昇龍・韓国キムチがしたたかな存在である以上、説明も一筋縄ではいかないのである。食事文化の舞台裏を徹底検証して明らかにした、鮮やかなる韓国像!

目次

プロローグ―エスニックという言葉について
第1章 キムチのある風景(大衆食堂のグルマンたち;キムチの勢い)
第2章 キムジャンの冬(キムチはいったい何種類?;変わりゆく「国民行事」;“おふくろの味”の三重構造)
第3章 韓国食の背骨(ナムルの極意;宮廷料理の裏面;ドンドン酒探検)
第4章 ザイニチとガイジン(エキゾチシズムの初体験;キンタの出発)
第5章 闇の奥へ・プサン(チャガルチ市場;南浦洞遊興街)
第6章 キムチ本番(キムチを定義する;基本キムチ・レシピー;キムチの歴史と科学;幻のキムチを求めて)
終章 キムチ考ファイナル

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