内容説明
英雄項羽にあこがれ竜馬の識見に接して成長した弥太郎を待っていた日本の夜明け…台湾征討軍の輸送船の提供を郵便蒸気船会社から拒否された大久保と大隈は「私あって国家なし」と激怒。ピンチヒッターとして弥太郎に救援を求める。ソロバンだけの低次元商人と聞いていたが現れたのは信念に燃える野武士のツラ魂だった―。米英巨大海運会社との死闘と勝利。死中に活の荷為替金融創始。西南戦争の決断…海運の発展なくして日本の活路なしと猛進する弥太郎の前に三井と結んだ藩閥政府の魔手。大久保が暗殺され大隈が失脚すると仮面をかなぐり捨て三菱崩壊をはるかるが、共同運輸との泥沼の戦いにもくたばらない弥太郎に業をにやして国賊呼ばわりする政府高官。「遠州灘ですべての持ち船を焼き払い、残った全財産を自由党に寄付して藩閥政府と刺しちがい」を決意する弥太郎―。天運を背負って近代日本と三菱王国の礎を拓いた風雲児の真髄。
感想・レビュー
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手押し戦車
9
時代に常識に囚われず常に周りに機会を探し人とは違った観点から考えて事業を興す。武士精神が強かった時代に顧客第一主義を教育し人の得意分野を見抜き適材適所に設置し事業を任せ会社を大きくして行く。初の荷物の着払い、保険事業も顧客の便利さ追求で作られた、官主導の会社が躊躇した仕事を機会と捉え開運事業を拡大し最終的に値下げ競争でも強みを出し官と合弁するまでになった。人事選考は人の強みと必要な人を受け入れ外国人の雇用もして早くから世界を見ていた、事業に情熱と大志を抱きマネジメントチームと共有した。共有こそ偉大な道2014/05/10




