内容説明
このシリーズはいつになったら心浮き立つ幸せな話になるのかと疑問を持っている読者諸兄よ、重大発表がある。じつは孤児たちの不幸を記すこの物語は、13巻で完結する。だが、ついに11巻目となる本書も、諸兄のご期待には添えない。孤児たちの運命はまったく好転することなく、不幸と不運のあいだを漂っていくのだ。最後の最後に、孤児たちを待ち受けるものは…ああ、まだ申し上げる訳にはいかない。オラフ率いる極悪一味と、その野望を阻止しようとするボランティア、そして謎の巨悪とがくり広げる壮絶な駆け引き!孤児たちはこの危地を切り抜けられるか?V・F・D分裂の真相とは?彼らの本当の目的は?エンディングに向けて怒涛の展開!好評シリーズ第11巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鵙屋
2
ほどけるような、絡まるような。謎と謎が、善と悪が、次々と連鎖してボードレールたちを襲う。自分の口がきのこでいっぱいになる想像をしてしまって泣いた2011/10/25
littlelielittle
1
ヴァイオレットの初恋話に比べ、クラウスの不憫さといったらもう。2015/10/19
樹燐
1
サニーが本当に大きくなった(´Д⊂)2010/04/01
一月@読書停滞期
1
最後はやっぱりハッピーエンドなの!?って思います。2008/07/30
るぅ
0
カーメリタ頭おかしい。2016/02/16