本日の水木サン―思わず心がゆるむ名言366日

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794214638
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげるさんが、自らの漫画作品や編者といっしょの旅の途上でもらした名言の数々をカレンダーに。読めば生きるのがラクになる。

内容説明

妖怪研究の大家である水木しげるさんは、じつは癒しの達人でもあります。その自然体から醸し出される不思議な言葉の世界が、まわりの人たちの心のコリを解きほぐしてくれるのです。そんな名言に毎日触れることができればこりゃ便利、ということで思わず心がゆるむ名言を集めました。

著者等紹介

水木しげる[ミズキシゲル]
1922年(大正11年)生まれ。鳥取県境港に育つ。本名は武良茂。戦争中、激戦地ラバウルで左腕を失う。武蔵野美術学校、紙芝居画家、貸本漫画家を経て漫画家に。長井勝一氏の「ガロ」の中心作家でもあった。67年から「少年マガジン」で『ゲゲゲの鬼太郎』の連載を開始。以後『悪魔くん』『河童の三平』などの人気作品を発表して妖怪漫画の第一人者となる。講談社児童漫画賞、日本漫画協会文部大臣賞、手塚治虫文化賞などを受賞。91年に紫綬褒章、03年に旭日小綬章を受章している

大泉実成[オオイズミミツナリ]
1961年、東京生まれ。ノンフィクション作家。中央大学大学院文学研究科修了。エホバの証人信者の輸血拒否事件を追った『説得』(現代書館/講談社文庫)で89年に講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sachi

55
「ゆっくりくらしなさい」366日分の水木先生の言葉。人生で大事な事はほとんどと言っていいほど、水木先生に教えてもらいました。妖怪から教えてもらいました。人間界から旅立たれて、あの世で美味しいものを召し上がっておられるのかな。手塚治虫先生や赤塚不二夫先生とは会えたのだろうか。水木先生、お疲れ様でした。ありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。2015/11/30

青龍

11
図書館本。カウンター近くに、水木先生のコーナーができていた。水木先生にとってこの世は、仮の住まいだったのかもしれない。2015/12/24

ターさん

3
昔、岩波新書から『妖怪画談』が出版された。その想像力と画才に度肝を抜かれた。本書は名言集である。「私と手塚治虫の違いは、生活を楽しむってことじゃないですか?(中略)マンガを描きながら死んでゆく、なんて大嫌いです」と。みうらじゅん氏が、漫画界の二大巨頭は、手塚治虫と水木しげると言っていた。断然、私は水木しげる派である。うんちの話、「ぼうしくらい出ました」とか「カメラみたいな大きいやつが出ました」例えが奇妙で笑える。「“不戦の道”の第一歩は勲章を廃止すること」と言う。紫綬褒章、旭日小綬章を受賞しておきながら!2021/09/24

ザ ネ

2
知人が色々悩んでた私に貸してくれた本。読み終わる頃には心が軽くなって、自分は何にそんなに苦心してたんだろ。楽にゆっくり楽しく生きようと思えた。読んでる最中知らず知らずに脱力して気がつくと完全にリラックス状態になってました(笑)水木さん凄いな〜。2017/10/26

タケ

1
名言366日とあるが、これ名言??てのも結構あった。睡眠至上主義には激しく賛成。長時間寝ることにどこかしら罪悪感を抱いていた。不眠不休こそ美徳であると無言の圧力を感じていた。違った。水木サンは眠たければいつまでも寝る。肯定してくれた。睡眠それ即ち幸福!ありがとう水木サンほんまそれ! 以下気に入った水木語録→金はほしがると逃げる/今の人々はわざと幸せにならないよう努力している/しないではいられないことをし続けろ/他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさが大切/成功や栄誉を目的にして、事を行うべきではない。2019/04/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/551222
  • ご注意事項