決定版 五輪書 現代語訳

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794213068
  • NDC分類 789.3
  • Cコード C0095

内容説明

武蔵の最晩年に書かれたとされる『五輪書』は卓抜な表現で兵法を説き、たんなる武術書を超えた書物としていまなお古典的価値がある。本書は武蔵自筆の原本が存在しないなか、九州大学所蔵のおそらく最古で最善の本をもとに現代語訳したものである。福岡藩家老の吉田家伝来の書で、この書によったため本書は従来の『五輪書』訳よりはるかに明快に訳出されることになった。武蔵の思想の真髄に触れるためには格好のテキストである。

目次

『五輪書』現代語訳
『五輪書』原文
解説―福岡藩家老吉田家旧蔵『二天一流兵法書』とその成立事情(大倉隆二)

著者等紹介

大倉隆二[オオクラリュウジ]
1948年、熊本県玉名市生まれ。関西学院大学文学部美学科卒業。同大学院中退。八代市立博物館(館長)を経て、熊本県立美術館に勤務。現在、同館学芸課長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スピリッツ

11
「空(くう)」の概念説明が分かりやすい。 「構(かまえ)」とはどういうものか、 また「有構無構」の考えに合点がいった。 「二天一流においては奥義などといったものは存在しない」に感動した。 『火の巻』にかいてあったことは、ビジネスの世界においても応用できると思う。 定期的に読み返した本の一冊。2016/05/11

まっちゃん

1
ためになりました。2012/06/15

ふぁしゅー

1
精神面に重点がおかれていて良かった。詳しい説明はなく、細かく説明できるものではない、としている。何が大事なのかをポンと書き、「よくよく吟味有へし」と書いてある。自分には相性が良かった。2010/12/30

ある晴れた朝に

0
宮本武蔵に興味があって、いつか五輪書を原文で読んでみたが内容がさっぱりわからなかった。やはり現代語訳は分かりやすくて良い。難解に感じていた五輪書がすらすら読めました!肝心の内容は鍛練の必要性を何度も書いてあるのが印象深い。400年前に兵法を研究し、筆を残した偉人(異人)の書である。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/586716
  • ご注意事項