目次
第1章 随筆―想起の場としての物語(回想する序文;『枕草子』と『徒然草』―回想するテクスト ほか)
第2章 『徒然草』の方法―物語場をめぐって(記憶の書としての『徒然草』;『徒然草』をめぐる問題点 ほか)
第3章 『徒然草』の言述―もの言ひする語り手(内なる我と外なる我;『徒然草』に見る言表行為 ほか)
第4章 自己言及する語り手―声への回帰(説話集の中の声;序跋に見る自己言及 ほか)
著者等紹介
朝木敏子[アサキトシコ]
富山県生まれ。1979年東北大学文学部文学科国文学専攻卒業。1997年大谷大学大学院文学研究科修士課程修了。2003年龍谷大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、龍谷大学非常勤講師。専攻は古代中世の日本文学
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