邪悪な文学誌―監禁・恐怖・エロスの遊戯

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邪悪な文学誌―監禁・恐怖・エロスの遊戯

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  • サイズ B6判/ページ数 201,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787291165
  • NDC分類 904
  • Cコード C0095

出版社内容情報

夢野久作、ハンス・ハインツ・エーヴァース、マゾッホ──異端作家らの邪悪な脳髄から紡ぎ出される、美と戦慄を引き起こすための精妙で密やかな策略。ときにコラージュ的に、ときに「想像力の濫費」を思わせるほどに分析した斬新な文学論。

まえがき

1 夢野の地獄遊園地
2 コラージュ1 主に監禁とガラスについての 含:人形とガラスと手錠の風景
3 視線とメディアと独身者と
4 『蜘蛛』を髄までしゃぶる
5 被虐遊戯のさいはてで 『毛皮を着たヴィーナス』とマゾヒズム

あとがき
参考文献

内容説明

文学の庭で邪悪な種をまく作家たちの精妙でひそやかなたくらみ。その奇形の果実を弄びながら、匂いを嗅ぎ、舌先で丹念に味わう、戦慄と美をめぐる迷宮的考察。

目次

夢野の地獄遊園地
コラージュ 主に監禁とガラスについての―含・人形とガラスと手錠の風景
視線とメディアと独身者と
『蜘蛛』を髄までしゃぶる
被虐遊戯のさいはてで―『毛皮を着たヴィーナス』とマゾヒズム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amplecutter

0
表紙と副題から受ける印象ほどには監禁の愉しみやらエロスの遊戯についてのねちこい記述はなかった。光沢と皮膚についてのくだりが特に面白いと思う。読んでいるうち図書館散策に出かけたくなるたぐいの本で、とりあえずエーヴァースを読みたいな。2011/10/21

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