感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
逢空れい
3
非常に細かくて厳密に書かれている本。ルベーグ積分を軽く復習するくらいのつもりで読んだのに、がっつりと勉強することになってしまった。初学者には向かない。他の本でそこそこ勉強して、関数解析やPDEや確率論で使い慣れてからこの本でルベーグ積分をきっちりとやり直すくらいでちょうどいいんじゃないかな、と思う。2014/01/23
LUNE MER
2
可測関数の定義がさらっと本文中で流されていたり、ハイライトの盛り上げ方がイマイチだったりするのだけど、勉強しにくいという印象はさほどなかった。ルベーグ積分の定義を乗り越えた後には後半部分が割かれている関数解析のパートで何故円滑に議論が進められるのかのかというルベーグ積分の威力・raison d’être を堪能できる。
まやちゃん
1
やっと一通り終わった。まだまだだけど。抽象数学むずー。おもしろくなりたい2021/07/21
たいりく
1
ルベーグ積分の定番の教科書。ただユークリッド空間上のルベーグ測度以外には弱い印象。0×∞=0という積分論ではよくある取り決めを採用しないため証明が煩雑な部分も。
嘉村 崇宏
1
ルベーグ積分の理論を書いてある。具体的な計算方法は他を当たった方が良い。問の解答も丁寧に書かれているので、時間がない時はいきなり解答を読むという事も可能。2013/03/09