内容説明
小学校教師・国分一太郎はなぜ、免職され“有罪”になったのか。娘身売りされた農業危機下の東北の寒村で、子どもたちと真摯に向き合ったひとりの青年教師の“生”の記録をとおして読みとく「昭和」前期の教育運動。
目次
プロローグ 国分一太郎像を索めて
1 わがふるさとのふところの…
2 抵抗としての生活綴方運動
3 戦争協力か抵抗か
4 生活綴方事件と国分一太郎
エピローグ 戦後への出発
著者等紹介
津田道夫[ツダミチオ]
1929年、埼玉県に生まれる。東京教育大学史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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