出版社内容情報
西側の「色めがね」を外して現実を見よ!
ここまで現実がよくわかる世界情勢の本は誰にもかけない。
プーチンの言い分が聞こえてくる恐ろしい本だ。
―橋爪大三郎(東京工業大学名誉教授・社会学者)
「現世の話」「世俗社会」の常識は、ロシアに全く当てはまらない―。
ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、注目される世界情勢。
政治、軍事、経済、地理といった様々なレイヤーが複雑に絡み合う現実を、一般に考えられる要因だけでなく、文明・宗教を含めた多層的な観点で理解しよう、というのが本書の目的です。
西欧型の「植民地帝国」や「国民国家」を主とする従来の地政学ではなく、「宗教を基盤とする文明の中核を為す帝国」を主とする、「宗教地政学の視座」でロシア・ウクライナ情勢、世界変動の分析を試みる一冊!
序章 宗教地政学から読み解くロシア原論
第一章 ロシアとはいったいどんな国なのか
第二章 ロシア正教会とは
第三章 宗教から見たロシアのウクライナ侵攻
第四章 世界はどのように変化するか
終章 ロシアとトルコの500年の戦いから見たロシアのウクライナ侵攻
内容説明
「現世の話」「世俗社会」の常識は、ロシアに全く当てはまらない―。
目次
序章 宗教地政学から読み解くロシア原論
第1章 ロシアとはいったいどんな国なのか
第2章 ロシア正教会とは
第3章 宗教から見たロシアのウクライナ侵攻
第4章 世界はどのように変化するか
終章 ロシアとトルコの500年の戦いから見たロシアのウクライナ侵攻
著者等紹介
中田考[ナカタコウ]
イスラーム法学者。1960年生まれ。イブン・ハルドゥーン大学(トルコ・イスタンブール)客員教授。83年イスラーム入信。ムスリム名ハサン。灘中学校、灘高等学校卒。早稲田大学政治経済学部中退。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。カイロ大学大学院哲学科博士課程修了(哲学博士)。クルアーン釈義免状取得、ハナフィー派法学修学免状取得、在サウジアラビア日本国大使館専門調査員、山口大学教育学部助教授、同志社大学神学部教授、日本ムスリム協会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
ta_chanko
崩紫サロメ
kumoi