「帝国」化するイギリス―17世紀の商業社会と文化の諸相

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  • サイズ A5判/ページ数 230,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779111723
  • NDC分類 233.052
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ジョン・ミルトンと当時の政治・宗教・商業にかかわる言説に焦点を合わせ、「ピューリタン革命」と呼ばれる内戦を帝国という視点から再検証する方向性を示すとともに、帝国構想の思想史的文脈化を図る。


▼収録目次 
序 論(小野功生/大西晴樹)
第一章 商業革命とミルトン(大西晴樹)
第二章 ブリタニアの胎動
  ――反オランダ意識と海洋帝国ブリテンのイメージ(末廣 幹)
第三章 ミルトンとオリエンタルなノルウェイの森――第四の男メドウズは二度死ぬ(圓月勝博)
第四章 文明から野蛮へ
  ――スコットランド、アイルランドとブリテン帝国の起源(小野功生)
第五章 「剣の力」
  ――クロムウェルの西インド諸島遠征について(冨樫 剛)
第六章 複合共和政帝国論
  ――ハリントン『オシアナ共和国』分析(岩井 淳)
あとがき
図版出典一覧
索引

内容説明

歴史学と文学の両面から迫るブリテン帝国の起源!ジョン・ミルトンと当時の政治・宗教・商業にかかわる言説に焦点を合わせ、「ピューリタン革命」と呼ばれる内戦を帝国という視点から再検証する方向性を示すとともに、帝国構想の思想史的文脈化を図る。

目次

第1章 商業革命とミルトン
第2章 ブリタニアの胎動―反オランダ意識と海洋帝国ブリテンのイメージ
第3章 ミルトンとオリエンタルなノルウェイの森―第四の男メドウズは二度死ぬ
第4章 文明から野蛮へ―スコットランド、アイルランドとブリテン帝国の起源
第5章 「剣の力」―クロムウェルの西インド諸島遠征について
第6章 複合共和政帝国論―ハリントン『オシアナ共和国』分析

著者等紹介

小野功生[オノコウセイ]
1956年生まれ。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。フェリス女学院大学文学部教授

大西晴樹[オオニシハルキ]
1953年生まれ。神奈川大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。明治学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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