内容説明
柳生宗矩、伊東一刀斎、近藤勇など名のある剣豪よりも強いとされる男たちがいた。しかし、その男たちは日の目を見ずに暮らし、その事績は歴史の狭間に埋もれてしまった。語られなかった最強の男たち。その事績を紐解いていく。
目次
序章 武芸十八般
第1章 剣術・居合(相沢永長斎;井上八郎;上杉鷹山 ほか)
第2章 柔術(安藤鳳澤斎;磯又右衛門;大江専兵衛 ほか)
第3章 その他の武芸(穴澤主殿助;千葉佐那;宝蔵院胤栄 ほか)
著者等紹介
小佐野淳[オサノジュン]
山梨県富士吉田市出身。東海大学政治経済学部卒。高等学校教諭となり、現在に至る。国際水月塾武術協会(ISBA)・台湾彰化縣振興社金鷹拳協会日本分会・日本総合武道研究所を主宰。著書多数。武術歴―柳生心眼流兵術、大和道、中国武術を神奈川県の西郡多喜雄師範に学ぶ。柳生心眼流兵法術を東京都の島津兼治師範に学ぶ。浅山一伝流柔術を宮城県の佐藤泰師範に学ぶ。力信流棒剣術を静岡県の美和靖之師範に学ぶ。穴澤流薙刀を埼玉県の五十嵐きぬ師範に学ぶ。渋川一流柔術、浅山一流棒術を広島県の谷田朝雄・畝重實の両師範に学ぶ。柳生心眼流兵術を宮城県の武田軍虎・遠山国男・奥山清太郎の各師範に学ぶ。神道無念流立居合を青森県の小瀬川充師範に学ぶ。兵法二天一流、新免二刀流剣術を長野県の荒関富三郎師範に学ぶ。天道流武術を和歌山県の阿部豊子師範に学ぶ。柴真揚流柔術を香川県の町川清師範に学ぶ。台湾彰化金鷹拳を彰化市在住の数名の教練に学ぶ。昭和57年、水月塾を設立し、道場制定形を編成して後進の指導に当たる。平成14年、団体名を国際水月塾武術協会と改め、ドイツに海外本部を置いて伝統武術の国際的普及に乗り出す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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