内容説明
西暦950年…それは『ネクロノミコン』がヨーロッパにもたらされた時。修道院の図書室で、辺境の城主の書斎で、この禁断の書物は密かに読まれていた…。中世ヨーロッパを舞台に剣と知恵でクトゥルフ神話に立ち向かう待望の新ルールブック。
目次
ゲーム・システム
ユーティリティ
オールド・グリモア
獣
墓所
探索者シート
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本木英朗
14
クトゥルフ神話の中世ヨーロッパ版である。俺は2013年に一度買って読んだっきりだった。西暦950年……それは『ネクロノミコン』がヨーロッパにもたらされた時。修道院の図書室で、辺境の城主の書斎で、この禁断の書物は密かに読まれていた……という感じ。なるほどねえ。いろいろあるけれど、やっぱり最後の物語は本当によかったよ、うん。さすがである。またいつか読みたいなあ。2020/01/20
宵子
0
クトゥルフ神話TRPGの西洋中世を舞台にしたシステム。そのため、現代舞台のクトゥルフになれていると読みと書きなどのスキルが分かれていて結構面倒くさい。あと、探索者の職業に王侯貴族がないのが少し意外だった。また当時のヨーロッパの歴史の資料がしっかりしていて、読んでいて面白かった。2013/03/05