内容説明
ファンタジーの代表的な世界観のひとつである「古代エジプト」。オシリス、ラー、アヌビス、ファラオ、ヒエログリフ、アンク…、ファンタジーファンにはなじみのものばかりである。本書はエジプト神話の入門書という形で、神話の概要、基本的な理念、歴史的な背景をおさえつつ、そこに登場する多くの神々を紹介する。
目次
第1章 古代エジプト文明(エジプトの文化の成立;エジプトの創世神話;王権と太陽の神話;オシリス神話;ピラミッド・テキスト)
第2章 太陽と王権の神々
第3章 ヘリオポリスの神々
第4章 諸神と人間たち
第5章 資料編
著者等紹介
池上正太[イケガミショウタ]
1976年生まれ。東京都出身。(株)ORG入社後、i‐modeゲームのシナリオやオンラインゲームのテキストなど、主にゲームの企画・制作や執筆の仕事に携わる。2003年に独立、現在はフリーのライターとして活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさみ
9
図書館のイベントに参加するために借りました。あまり0〜1分類の本は読まないので、会社のエジプト神話好きな人に読みやすいのを教えてもらって。セト、ネフティス、オシリス、イシスなど聞いたことある神々がイラスト付きで神話とそれぞれの神の話が載ってて読みやすかったです。モンストユーザーなので、キャラの繋がりやデザインの理由がわかって面白かったです。2023/12/10
ヴェルナーの日記
3
古代エジプト凡そ5000年以上の歴史を持つ。その中で崇め奉られてきた神々は、無数の数ほどあり、日本の八百万の神々に匹敵する。神々はノモス(租税を徴収する行政上の区画をしますが、現在に置き換えると市町村に当たる)ごとに祭っている神々が異なり、その成り立ちや役割がノモス毎に違っていた。しかし、時のファラオの贔屓とする神や、各神の神官たちが、権力を拡大する度に、神々の役割や成り立ちが、習合、離散、統合、分割等を繰り返し、複雑な系統(相矛盾することもある)が現在に伝えられている。2014/07/03
蒼
3
図書館本。エジプトにまつわる神話を解説したあと、神々の説明に入っており非常にわかりやすかった。それぞれの神がどのように他の神とつながっているかも詳しく乗っていてありがたい。2013/03/01
なすび
0
わかりやすいです。
櫛橋光
0
紀元前5000年の歴史です。西暦より遥かに長いので、層が厚いというか。一般的にラーが1番偉い太陽神と思ってましたが、色んな太陽神が他にも居るし創造神も居るし、何だったら合体集合してしまったり。複雑です。2023/09/22
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