内容説明
数々の指輪が紡ぐ古の刻の物語。
目次
序章 COLOR ILLUSTRATION
第1章 神話・伝説の指輪
第2章 名著・名作の指輪
第3章 昔話と童話の指輪
第4章 ヨーロッパの民話の指輪
第5章 アジアの民話の指輪
第6章 指輪の起源とさまざまな用途
著者等紹介
葛城稜[カツラギリョウ]
10月22日、横浜生まれ。1990年『プログラム・アシャ風たちの錯覚』(朝日ソノラマ文庫刊行)で小説家デビュー
高田美苗[タカダミナエ]
1月31日東京生まれ。『詩とメルヘン』イラストコンクール、月刊『MOE』イラストコンテストを経て、書籍、雑誌でイラストレーターとして活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
getsuki
1
指輪がキーワードの物語や伝説を集めた本。メジャー所から初めて読んだものまで様々で、かつ一定のパターンがあるのがわかります。2012/12/23
カムリン
0
うん、読んだ読んだ、この手の民話や神話。小中学生の頃に。しかし子供の頃に読んだストーリーとは微妙に違うものが収録されている。民話の類はいろんなバリエーションがあり、原型へ遡っていくほど残酷だったりする。ここに収録されているのは原型に近いバージョンかな。イラストが綺麗で一見の価値あり。2016/04/02
chie
0
小説形式で進んでいくかと思ったら、最初と最後だけで実際の指輪に関する物語の部分はあらすじ紹介でした、ちょっと残念。それでもこれほどの話があるのかと楽しめました。主人公を助けてくれる動物達、見つけた指輪を必ずと言っていいほど落としていて笑ってしまった。2013/02/13
未完AAA
0
指輪にまつわる物語を集めたもの。童話系のものは説明不足(翻訳力不足?)な感も否めないが、「指輪」というキーワードでこれだけ話が集められるというのは凄い。いくつかお話を読んでいると定型と思しき流れもあり、そこが面白かったり。しかし、指輪なんてよっぽど凝ったものでなければそうそう見分けのつくような物ではないと思うのに、昔話で「これこそが!」となるのは、やはり貴重だったからなのか、魔力があるからなのか…。私が物に執着しなさすぎて分からないのかなぁ。2012/11/18
なゆた
0
様々な指輪に関する物語を軽く紹介している本。本当に軽く紹介、なので「それもっと詳しく知りたいのに!」という気分になった。これを読んで関心を持った物語が結構あったので、その点では良かったです。2012/10/26