内容説明
サカキバラ事件の渦中で、校長の見た「謎」。遺体は、最初から「塔」のそばにあったのか。
目次
第1章 校長は見た(正門の変;電話が使えん ほか)
第2章 深まる事件の謎(落ちた?頭部;消えたブルーバード ほか)
第3章 マスコミ狂騒曲(根もハもない記事;「朝日」の捍造記事 ほか)
第4章 マスコミ撃退法教えます(セオリー(1)取材拒否
セオリー(2)事前検閲 ほか)
著者等紹介
岩田信義[イワタノブヨシ]
昭和12年神戸市北区大沢町に生まれる。昭和35年神戸大学教育学部体育科卒業。同年より神戸市中学教員として勤務。平成9年神戸市立友が丘中学校校長として、神戸小学生連続殺傷事件に対処。平成10年3月同校を最後に定年退職、文筆生活に入る
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感想・レビュー
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コギー
1
思うところあって、図書館で借りて読む。2001年刊行。著者の岩田は元神戸市立友が丘中学校校長で、あの酒鬼薔薇(聖斗)事件(神戸連続児童殺傷事件)の犯人、酒鬼薔薇聖斗(「(元)少年A」)が在学していた時期に赴任していた。事件の最中には、多くのマスコミから追いかけられた経験による、報道機関の悪質性についてつぶさに書かれている。芸能人や政治家、財界人といわれる大きな企業の経営者やマスコミ出演の多い著名人と違い、一般人のマスコミ対策法は、万が一のケースで参考になると思う。2020/09/08
さやか
1
ノンフィクション作品は、3冊目ですが、はっきり言って事件の内容では無くてマスコミ批判に過ぎない。 当時も今も苦労はしていると思うが、読んでいても不愉快極まりない。私は、マスコミ関係の人間ではないが、普通の読者として、面白くなかった。2014/06/12
コギー
0
三度目の再読。2020/09/15
コギー
0
再読。2020/09/14