異端の宗派ボゴミール

異端の宗派ボゴミール

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  • サイズ A5判/ページ数 415,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784770407122
  • NDC分類 192
  • Cコード C1014

内容説明

“悪魔は神の長子であり、キリストは第二子である”として当時の腐敗した封建体制と教会イデオロギーを鋭く批判したボゴミール派は、抑圧された民衆をふるい立たせ、貴族層にまで支持されるに至った。本書は、その起源から衰亡までを歴史的に解明する。

目次

第1章 ボゴミール派の起源
第2章 ブルガリアにおけるボゴミール派の出現―司祭ボゴミール
第3章 ボゴミール派の本質―教義と見解
第4章 ボゴミール派の組織
第5章 ボゴミール派の歴史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まふ

0
ツンドク本であったが、漸く読めた。ボゴミール派がグノーシス派の流れを汲む二元論の異端であったということだけではなく、この異端がブルガリア王朝の圧政に虐げられて、この世を悪だと思い込ませた社会的要因が大きいことがよく理解できた。「グノーシスの宗教」に比べてはるかに読みやすかったが、しかし忍耐の読書であった。2006/08/23

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