中国はいかにチベットを侵略したか

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784770040305
  • NDC分類 319.229
  • Cコード C0031

内容説明

「初めは友好的に振る舞い、そのうち暴力的になる」中国の侵略の実態。既成事実を周到に積み重ね、不条理を条理とする…。多くの民衆が、手足を切断され、焼かれ、死んでゆく中、不気味な力に果敢に立ち向かったチベットの戦士たちが伝える警告の書。

目次

第1章 豹の子
第2章 ラウラ、瞋の弩弓
第3章 むりやりな併合
第4章 裏切り
第5章 大虐殺と菩提樹
第6章 ゴンポ・タシとCIA
第7章 空から来たチベット人
第8章 毒を食らうもの
第9章 新たな希望と新たな暴虐
第10章 最後の抵抗

著者等紹介

ダナム,マイケル[ダナム,マイケル][Dunham,Mikel]
作家であり画家、写真家。米カンザス州生まれ、ミズーリ州オザーク牧場育ち。アーカンザス州立大学卒業後、パリ、ミュンヘン、クレタ島、ニューヨークなどで暮らす。1980年代、ソーホーのアレクサンダー・F・ミリケン画廊に彫刻を出品、’90年代には「レイヤ・バークリン殺人事件」シリーズを執筆、セントマーティン・プレス社から刊行。ここ15年間は主に、中央アジアを旅してまわる。ドルポ(ネパール)のタンカ画家、ペマ・ワンギャルに師事し、インドのサルナートとニューヨーク州北部にあるニンマ派仏教寺院で壁画の芸術監督もつとめた。カリフォルニア州サンタモニカに在住

山際素男[ヤマギワモトオ]
1929年、三重県生まれ。法政大学国文科卒。インド国立パトナ大学、ビスババラティ大学留学。’98年、古代インドの大叙事詩『マハーバーラタ』の翻訳で第34回日本翻訳出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

50
以前読んだ本です。暴虐の限りを尽くしてチベットを蹂躙した記録。国家がよその土地を奪いに行く時には、この様なことが起こりがち。決して許してはいけない事です。(→コメント欄3つに、もっと大事な事を書きました

nakmas

11
紛争に絡んで、外部から提供された武器が麻薬に似ていると感じられた。 自分の大切なものを守るという大義名分はありながらも、 武器をもらったことでの高揚感や、なくなることでの不安感、ひょっとしたら目の前にあるものを使いたいという欲求。。目的が少しでもぶれると、または見失うと、狂気の道具でしかなくなる。 2018/12/27

cPu

10
恐ろしくて読む手が震えます。 虐殺を繰り返す中国を許すことができない。P140より。女性たちは公衆の面前で素っ裸にされ夫が罪を認めないとその場で中共兵に嬉々として強姦される。夫たちは処刑され妻や娘は中共兵に投げ与えられる。尼僧も年齢に関係なくいたるところで女性は何度も強姦されあげく、殺されていく。(一部省略しました) はじめは友好的に振る舞い、そのうち暴力に変わる。2010/02/16

三崎口@ネットつないだら本格復帰します

7
だいぶ前に買った本。今ちょっとチベットのことを調べようと思っていたので読んだ。タイトルの「中国はいかにチベットを侵略したか」帯の「それはさながらこの世の地獄だった」もうこのままの内容である。なんでここまで放置されてる状態なんだろうか?他国とはいえ、それを許していいのだろうか?2014/01/29

noko

6
共産党がチベット侵略したら、初めは友好的に振る舞い、そのうち暴力的になり我々を殺し、仏教を滅ぼすだろうという蒋介石の予言があったそうだが、それ以上に酷い事になった歴史。チベットはそれまで鎖国をしていた。通信機器もなく、家にガラス窓が入っていないような、中世みたいな生活をしていた。そこに急に20世紀がやってきた。だから最初は大きな道が出来、市民は喜んだ。しかしその道は自分達を殺しに来る為に作られた道なのだ。国連がまだ機能しておらず、朝鮮戦争もあり、世界の目はチベットに向いてなかった。100万人以上が犠牲に。2021/09/30

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