光人社NF文庫
出羽重遠伝―日本海海戦の勇者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 407p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784769824299
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

内容説明

朝敵の汚名をうけ、戊辰戦争にやぶれた会津藩は、その未来を少年たちに託した。十四歳で鶴ヶ城落城の悲劇を体験、藩の期待を担って海軍にはいり、遂に薩摩・皇族出身以外では初の海軍大将となった出羽重遠を軸に、陸軍大将柴五郎、東京帝大総長山川健次郎ら、鮮やかな足跡を近代日本に印した会津の男たちを描く。

目次

篭城戦
降参の白旗
海軍兵学寮へ
斗南藩子弟群像
常備艦隊の編成
日清戦争
黄海海戦
北清事変の勃発
日露戦争
二〇三高地
日本海海戦
明治という時代
暗雲晴れたり

著者等紹介

星亮一[ホシリョウイチ]
1935年、仙台市に生まれる。東北大学文学部卒。2000年4月から日本大学大学院総合社会情報研究科で日本近代史をまなぶ
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感想・レビュー

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鐵太郎

1
会津藩に生まれ、白虎隊の一員として戦って逆賊の汚名を着た出羽重遠、幼名房吉の物語です。彼が海軍大将にまで上り詰めるまでに、一体何があったのか。重遠と言う人物が傑物であったことは事実ですが、さまざまな旧弊、偏見、頑迷の中でも、そういった人間を育てる土壌を持っていた日本海軍、そしてその背後の日本という組織が、かつてたしかに存在しました。我が国はかつて、未来を育てる柔軟さを持っていたのです。今はどうなのか。2007/10/08

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