内容説明
赤道直下のスラバヤからラバウルまで、つねに零戦と共に戦い、幾多の大空の死闘と、若きエースたちの奮戦を目撃し、カメラにとらえてきたひとりの“猛烈なるニュースカメラマン”が、万感胸に秘めて綴る零戦撃墜王物語―激烈非情、スリルとサスペンスに満ちた空戦模様を描いて感動を伝える異色の零戦隊秘話。
目次
第1章 はるかなるラバウル
第2章 故国よ、さようなら
第3章 わが稼業は“渡り鳥”
第4章 アイモ担ぐも命がけ
第5章 好漢ぞくぞくと散る
第6章 孤島の基地をめぐる
第7章 あの積乱雲の彼方に
第8章 わが心にのこる悔い
第9章 ラバウルが呼んでいる
終章 忘れえぬ撃墜王たち