海軍人事の失敗の研究―太平洋戦争・誤断の開戦と完敗の主因

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海軍人事の失敗の研究―太平洋戦争・誤断の開戦と完敗の主因

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769809098
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0095

内容説明

トップ人事の失敗が日米戦争を引き起こした!米内光政が推薦した山本五十六の連合艦隊司令長官、伏見宮が推した永野修身の軍令部総長、及川古志郎の海軍大臣嶋田繁太郎等々まちがいだらけの人事がもたらした亡国の実情をえぐる!日本はなぜ英米との戦争に踏み切り、完全な敗北を喫したのか―海軍みずからが招いた太平洋戦争惨敗の真因に、大胆、明快に迫るユニークな組織人事論。

目次

太平洋戦争での十大失策
海相加藤友三郎の「対米不戦」の決断
軍令部長加藤寛治、次長末次信正の反政府政治活動
ガン発生のような「統帥権干犯」事件
軍拡派伏見宮の軍令部長就任
海軍軍国主義化の二つの動力源
日本海軍壊滅をまねく軍縮条約全廃案
二・二六事件と海軍首脳らの対応
出色の海相選出
無理押しきりなしの日中戦争〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

14
人事というよりは組織の失敗ではないかという印象を受けました。海軍だけではないですが、責任感のない責任ある立場の人たちが多すぎるように感じます。2021/01/26

keint

6
最初に太平洋戦争の失敗を述べたあとに、海軍人事の失敗についてのはなしに入る構成になっている。 著者が海軍出身のため、陸軍のせいにしているのではないかという記述も目立つが、海軍艦隊派に代表される反英米軍人の責任は重いと感じた。(特に伏見宮と末次信正)2019/09/29

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