内容説明
イエスはいつ、どこで生まれたのか?彼は奇跡を行ったのか?宣教の中心は何だったのか?誰がなぜ彼を十字架につけたのか?本当に死者の中から復活したのか?史的イエス研究の方法論から研究史までを、死海写本研究で知られる現代聖書学の第一人者が27の問いで答える最良の入門書。
目次
第1章 探求なしの時代、古い探求の時代、新しい探求の時代、そして第三の探求と呼ばれる「イエス研究」の時代
第2章 イエス研究と信頼に値する情報を得る方法
第3章 諸資料、特にヨセフスについて
第4章 イエスのユダヤ教
第5章 イエスの誕生と青年期
第6章 イエス、洗礼者ヨハネ、そしてイエスの公生涯の初期
第7章 イエスと考古学
第8章 イエスによる神の支配(神の王国)の宣教と彼の譬え話
第9章 イエスの十字架と復活
第10章 結論
著者等紹介
中野実[ナカノミノル]
1962年生まれ。東京神学大学大学院修士課程修了。プリンストン神学校(Th.M)、クレアモント大学院大学(Ph.D)で学ぶ。現在、東京神学大学教授(新約聖書神学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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