ペルー日本大使公邸人質事件

ペルー日本大使公邸人質事件

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784764103849
  • NDC分類 302.68
  • Cコード C0036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

時次郎

4
青山繁晴氏が、共同通信を辞めるきっかけになった事件。事件そのものは、記憶の片隅に少し残っている程度だったが、この事件により、多数の人間の運命が大きく変わったことは紛れもない事実だろう。日本の大臣が起こした有名な情けないエピソードが書かれていなかったり、テロリスト達の悲惨な殺され方も言及されていないことが少し不満。それと、公邸に乗り込んでしまった自社の記者に関する記述は、少し言い訳がましいと思う。2014/11/06

タックン

4
青山繁晴さんが現地で政治部の記者としてずっと追っておられた事件、この事件の報道に違和感を感じ、共同通信社をやめられたと知り、読んでみた。少しであるが青山さんの名前も出てきた。何年も前の事件ではあるが、なんとなく読んでいるうちに概要は思い出してきた。記者からの立場で書かれた本で、現地の空気感はよく伝わってきました。ただ、突入後の文章があまりにあっさり書かれているので、拍子抜けしてしまった。青山さんがいっておられた衝撃的な事実には、触れられていなかった。2013/02/03

りょう

1
共同通信社が書いたペルー大使公邸占拠事件ルポ。事件を外から見守り続けた立場からの記述で、人質側からの目線と並べて読むと面白い。途中で行った公邸内へのインタビューや、人質写真の現地メディアへの提供、自社の報道ミスなど、フラットな立場で淡々と書かれていることに好感が持てる。フジモリ政権の光と影、「テロに屈しない」「平和的解決」と簡単に言うことがどういうことなのか、考えさせられる内容。フジモリのテロ撲滅作戦は大きな軋轢を生み、その後、失権の致命傷となる。2012/01/30

yokmin

0
共同が撮影した日本人駐在員人質の写真が 現地の雑誌に「日本の財宝」と題して掲載されたときは、ビックリした。

Maumim

0
1998年12月24日読了。

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