内容説明
本書は三部から成る。第1部は遺伝子組換え植物の自然環境に与える影響を扱う。めぼしいデータを紹介しながら、最近の動向を考察する。第2部はリスク論である。具体例をとりながら、遺伝子組換え植物のリスクがどの程度か検討していく。第3部では今後の組換え技術の開発とその利用を述べる。
目次
1 自然への影響(生態系と人間;遺伝子組換えのABC;遺伝子拡散―農作物 ほか)
2 リスク論(リスク評価と社会的受容;食品の安全性評価の方法、実例と現状;遺伝子組換え植物により生産される化合物 ほか)
3 技術の開発と利用(新しい遺伝子組換え植物に求められる技術;第二世代の組換え植物;結びと展望)
著者等紹介
佐野浩[サノヒロシ]
1941年生。1970年東北大学大学院理学研究科修了(理学博士)。フライブルグ大学上級研究員、ハーバード大学インストラクター、秋田県立農業短期大学(現秋田県立大学)付属生物工学研究所教授を経て、1995年奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センター教授、2001年横浜国立大学客員教授。1998年日本植物化学調節学会賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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