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出版社内容情報
江戸期、庶民の女性はどのように描かれていたのだろうか。装い、学び、育て、働く女性たち。版本などに見る庶民女性の日常。
内容説明
江戸時代、版本などに描かれた市井の女性の日常。装い、学び、育て、働く姿を、350点余の収録図版とともに振り返る。
目次
1章 家庭―夫は一国一城の主
2章 家事―女の一日は炊事にはじまり
3章 結婚―嫁しては夫に
4章 出産―子なきは去る
5章 育児―お七夜祝って
6章 学問と嗜み―才なきを以て徳
7章 遊び歳時記―芝居木戸口を通って
8章 みだしなみ―流行すたりのままに
9章 働く女性―家計を助け自活の道を歩く
10章 苦界のおんな―教養とひさぐ春のはざまで
11章 女芸人―放浪から定住へ
著者等紹介
原田伴彦[ハラダトモヒコ]
大阪市立大学名誉教授。1983年逝去
遠藤武[エンドウタケシ]
文化女子大学名誉教授。1992年逝去
百瀬明治[モモセメイジ]
歴史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こだま
13
これと似たような本に『絵で見る江戸の女子図鑑』というものがあります。そちらは現代風の絵に書き直したのに対し、この本はそのまま江戸時代の絵なのが良いと思います。また、前者は江戸の女性は自由だったと言うのに対し、後者は不自由な暮らしを強いられていたという立場に立っています。2016/10/12
nari
1
当時の浮世絵などの風俗画が多数掲載されていて、イメージしやすく、わかりやすい。2010/01/02
tnk
0
江戸時代の生活を描いた当時の絵画史料が欲しかったので部分的に読んだだけ。図版が多くて役立つ。2015/11/05
コーンポタージュ
0
案外読みやすい。2013/06/17