内容説明
「以呂波」を書いて、本当の江戸時代にタイムスリップ!「寺子屋」で使われていた手本などをテキストに、誰でも無理なく172の文字が覚えられる、古文書を読むための“超!”入門。
目次
レッスン 「いろは」を書こう!
チャレンジ 「ことわざ」を“ひとりで”読もう!
著者等紹介
菅野俊輔[カンノシュンスケ]
小学館アカデミー・古文書塾「てらこや」講師。同通信講座講師。史遊会会員。1948年生まれ。歴史エッセイストとして、地域のカルチャー講座や自主サークル等の講師としても活躍。近年は江戸時代に魅せられ、大田南畝や恋川春町・柳亭種彦などの足跡をたどるため、切絵図を片手に“江戸”を逍遙している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もっか
4
読み終わったっていうよりお稽古終わったって感じかな?内容は子供が平仮名を覚えるレベル。挿し絵もいっぱい。クイズもあったり。江戸時代の寺子屋ではこんなに楽しく学んでいたのでしょうか。変体かなを1から始める人やくずし字をマスターしたい方には打ってつけの教材だと思われます。これより易しい本は無いのでは?2日間ただひたすら読んで書いてを繰り返していたらかなりレベルアップしたみたいです。ただ、「この字が出てくると困ってしまいますね」で終わりな解説はちょっと。。。そこを知りたくて勉強してるのですから。それ以外は三つ星2012/05/03
半木 糺
2
江戸時代に寺子屋で実際に用いられていた手本がテキストとして収録されており、それらをなぞり書きすることができる書籍。くずし字入門書としてはよく出来ているのではないだろうか。2012/10/26
果てなき冒険たまこ
1
浮世絵が好きなら必須かなと思って読んでみた。まぁこれだけで読めるようになるとは全く思ってないけど、くずし字は平仮名だけじゃなくて漢字もくずしてその時どきで使い分けるというのは初めて知った。そりゃわかんないわな。でも頑張って読めるようになるといいな(他人事)2022/10/19
wang
1
いろは48文字の手本帳。2ページ1文字で何種類かあるくずし字の中で代表的なものを書いて憶える。複雑なものは書き順もわかるようになっているがもう少し書き順も書いて欲しいものもある。2012/08/14
袖
0
「困ってしまいます」という謎のコメント(笑2013/03/19