目次
第1部 かな読みの復習(学問のすすめ;婦女鑑)
第2部 かなを頼りに版本・写本を読む(版本『願懸重宝記』;実録『精忠義士実録』;実録『大岡美談』)
第3部 解読実践(ご褒美頂戴のこと;幕末浪人横行;滑稽本『蔵意抄』を読む;勘定所御用達)
著者等紹介
吉田豊[ヨシダユタカ]
1933年、福島県生まれ。1955年、国学院大学文学部卒業。現在、生涯学習1級インストラクター(古文書)。文京学院大学生涯学習センター講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
75
実践的な形で古文書の読み解き方を学ぶ本。なんとなく、簡単なものだけでも少し読めたらいいなあというつもりだった私にはだいぶ難しかった。もっと初歩的な、例えば変体がなやくずし字について最初から学ぶような本を選んで再チャレンジしたい。2018/02/06
wang
1
簡単な文書から高度なものまで順に難しくなり、全文対訳付きで繰り返し勉強したい。が、ほぼ全文漢字だととても読めないし、女文字も記号が多く日本語も独特でまったく無理。おなじかな文字でも何種類もあるし違う文字なのに同じような字形もあるし、どこからどこが一文字かもわかりにくいし漢字かかなかも区別つかない。昔の人はこんなものを読んでいたってほんとにすごい。2009/09/09