ナチズムのなかの20世紀

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  • サイズ B6判/ページ数 329,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760122134
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ナチズムは特異な歴史現象だったのか? 21世紀の転換点に立ち、ナチズム社会とその前後のドイツ社会との連続/非連続面を考察、さらに「20世紀」型社会システムとの連関を白日の下にさらしたアクチュアルな論考。

[執筆陣]
執筆陣川越修(同志社大学教授)/矢野久(慶應義塾大学教授)/井上茂子(上智大学教授)/大里賢太(立命館大学大学院)/木畑和子(成城大学助教授)/高橋秀寿(立命館大学教授)/原田一美(大阪産業大学教授)/マティアス・フレーゼ(ヴェストファーレン地方研究所上級研究員)

主な構成
第1部〈われわれ〉の20世紀 第2部20世紀の〈他者〉第3部〈20世紀〉の終焉?結び

内容説明

ナチズムは前世紀が生みだした異端児か?いま「20世紀」型社会システムとナチ社会との連続/非連続性を問いかける。

目次

第1部 二〇世紀のなかのドイツ社会(二〇世紀社会の分析視角;ドイツにおける社会変動の連続面と切断面―ヴァイマル共和国からドイツ連邦共和国へ)
第2部 「われわれ」の二〇世紀(人口・家族政策の世紀―ブルクデルファー人口論の展開;ナチ時代の女性労働政策―イデオロギーと現実 ほか)
第3部 二〇世紀の「他者」(他者としての外国人労働者;定位される「ジプシー」)
第4部 二〇世紀の終焉?(ナチズムを、そして二〇世紀を記憶するということ)
結び(「ナチズムのなかの二〇世紀」―総括と展望)

著者等紹介

川越修[カワゴエオサム]
同志社大学経済学部教授。研究テーマは近現代ドイツにおける都市化・人口・性をめぐる問題

矢野久[ヤノヒサシ]
慶応義塾大学経済学部教授。研究テーマはドイツ労働史・企業史・日常史、外国人労働者の社会史、強制労働の比較史
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