まちの図書館でしらべる

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760121717
  • NDC分類 010
  • Cコード C3000

出版社内容情報

しらべることは生きること?!―まちの図書館のしらべものの達人が、身近な図書館の使いこなし方を伝授する徹底しらべものガイド。これ一冊あれば情報化の海も颯爽と泳げる決定版。子どもからお年寄りまで趣味や仕事の疑問もすべて解決。

第1章 図書館で謎を解く
 “ユーロ1”って何?
 小道具さんのこだわり
 ミナミのサンショ
 完全なる女性
 極東空軍資材司令部
 アメリカはホントに50州か!?
 むかしの作文は見つかるのか
 “亡国の悪女”はどこに
 『スコットの南極探検』
 永久磁石モーターで電気自動車は走る!?
 歌い出しから歌を探す
 脱サラして漁師に?
 サミットのシンボルマークを探せ!
 オデットの面影を求めて
 ツタンカーメンのエジプトマメ
第2章 まちの図書館はどんなところ?
 まちの図書館とはこういうところ
  そこにあるあなたのための図書館
  なぜ身近で使いやすいか
  図書館のイメージいまむかし
  まちの“?”はまちの図書館で解決
  情報探索の達人をめざせ
 書店とどこが違うのか
  あなたは書店派? 図書館派?
  図書館の本の並べ方
  図書館は保存する
  図書館は情報ヘアクセスできる
第3章 図書館でしらべてみよう
 図書館員の頭の中をのぞいてみよう
  質問を受けた瞬間に、図書館員は何を考えるか?
  図書館員のテクニック公開
  使える図書館員をさがせ
 レファレンス・サービスとは
  レファレンスってなに?
  どうやってサービスを受けるか
  質問のタイプ
  図書館は利用者からの質問を待っている
 情報へのアクセス法指南 自分でしらべるときのテクニック
  糸口をつかむはじめの一歩 事典
  単行本でしらべてみよう
  もっと詳しくしらべたいときや新しい情報が必要なとき
  図書館をとびだして
  情報は自分でつかむもの
第4章 図書館はつながっている
  図書館のネットワークはどこまでも
  ユニークな専門図書館を活用しよう
  アメリカン・センター・レファレンス資料室
  証券広報センター証券情報室
  国民生活センター情報資料室
  アートカタログ・ライブラリー
 紹介状をもって大学図書館へいってみよう
第5章 図書館は進化する
 海外のまちの図書館あれこれ
  スウェーデン ストックホルム市立図書館/マルメ市立図書館
  デンマーク フレデリスクハウン
  カナダ バンクーバー市立中央図書館
 日本のまちの図書館は
  アメリカの1/3、ノルウェーのなんと1/12!
  図書館は未知の世界への扉を開く
  魅力的なまちの図書館
   八日市市立図書館/日野市立図書館市政図書室/
   伊万里市民図書館/浦安市立図書館
  図書館で自分を再発見する
  図書館を育てよう
情報社会と図書館 常世田 良(浦安市立図書館館長)
現代社会における図書館の役割に関する決議
(欧州議会 1998年10月23日議事録)
あとがき
索引

目次

第1章 図書館で謎を解く(“ユーロ1”って何?;小道具さんのこだわり ほか)
第2章 まちの図書館はどんなところ?(まちの図書館とはこういうところ;書店とどこが違うのか)
第3章 図書館でしらべてみよう(図書館員の頭の中をのぞいてみよう;レファレンス・サービスとは ほか)
第4章 図書館はつながっている(図書館のネットワークはどこまでも;ユニークな専門図書館を活用しよう ほか)
第5章 図書館は進化する(海外のまちの図書館あれこれ;日本のまちの図書館は ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あいくん

13
☆☆☆2002年に出た本です。公共図書館関係者の共同執筆です。公共図書館の利用方法について、いろいろ書かれています。アメリカは本当に50州か、昔の作文は見つかるのか、など図書館のすごさがいろいろ書かれています。まちの図書館とは市町村の公共図書館のことです。家の近くにあって、無料で利用できます。図書館のイメージとして、静寂な空間、学生の勉強部屋、女性と子どもだけが利用する、というものがあります。静かな図書館は維持してほしいと思います。 2019/08/11

moonanddai

9
2002年刊。ネットもどうやら普及し始めてきたころのですが、図書館でレファレンスとなるとやはり紙の本が基本になるようです。そして基本は百科事典、現代用語の基礎知識なんて言うのが来て、「〇〇事典」などなどというふうに進むようです。知り合いの図書館の人と話していたのですが、最近「ビーズを日本で最初に製造した会社は?」という質問があったとのこと。やはり最初に百科事典。ビーズ自体は古代からの歴史はありますが、日本で作り始めるは昭和のころからと分かる。大倉陶園という会社かもしれないのですが、まだまだ捜索中とかとか。2024/06/09

おおにし

8
リファレンスの実践例をあげて、図書館ではどんな質問にも答えられますよ、まちの図書館でただ本を借りるだけでなく、図書館員が困るような質問をどんどんしてくださいネ、というリファレンスサービス紹介の本。図書館員が書く本はどれもリファレンスの紹介に力が入っているが、彼らにとってリファレンスはきっと楽しくやりがいを感じる仕事なのだろうと思う。リファレンスサービスもたしかに重要だと思うが、それよりも私は第5章で紹介されたスウェーデンの将来の図書館ビジョンの中の「24時間開館」という言葉に心がそそられた。2012/08/10

サエズリ割津

3
授業紹介本。レファレンスサービスの具体的な事例とレファレンスや図書館の諸問題、国内外の個性的な図書館について書かれたもの。まちの図書館は調査の入り口としての役割を果たしていて、いきなり国会図書館などの蔵書数の多い高度な図書館に行くよりは実用的だと思った。それから諸外国と比べて日本は図書館一館当たりが抱える人口が多く、どうやって図書館の数を増やしていくかも今後の課題になるのではないかと思う。ただ2002年の本なので、現代のこういった本と比較しながら読むべきか。2016/06/06

tellme0112

3
好奇心をくすぐられる。町にいながら世界に繋がる。インターネットに初めて繋がったときのような感動があった。2013/09/09

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