教育における演劇的知―21世紀の授業像と教師の役割

教育における演劇的知―21世紀の授業像と教師の役割

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760119967
  • NDC分類 375
  • Cコード C0037

出版社内容情報

「演劇的知」を学びに取り入れ、注入型授業から獲得型授業への転換を追求した著者の長年の実践を集大成する日本発の斬新な授業論。知識注入型授業が成立しない、帰国子女を多く迎える教室で行われているプレゼンテーション中心の授業の全てを紹介。学びのプロセスは、リサーチ、校外へのフィールドワークで行動化され、そこで得られた知は、スキット授業で身体化して表現される。そのハイライトは、エデュケーション・ナウと日韓米高校生によるグローバル授業だ。

序章 帰国生との出会い・獲得型の授業
1章 日韓米グローバル・クラスで起こったこと 
1 国際若者会議―三カ国語が飛びかう演劇的発表
2 「日本発」の多文化実践
3 大都市東京が研究室になった
4 言語の壁越えたとき
2章 スキット授業の興奮
1 生徒主体の学び=プロジェクト学習
2 エデュケーション・ナウ十四年軌跡
3 生みだされる新しい表現型式
4 演じる楽しさの発見
5 「学ぶもの」の誇りと自信
3章 行動するクラス=学びのデザインへ
はじめに
1 参加する「倫理」
2 学習プロセスのデザイン
3 学習プロセスの分節化
4 生徒たちの気づきと変容
5 交わる視線―学びの相互性
4章 演劇的知の可能性
1 演劇的知とはなにか
2 獲得型の学習と演劇的知
3 グループワークのダイナミズム
4 学びの分水嶺を越えて
5章 獲得型の教師の資質とは
1 表現者・学習者・援助者としての教師
2 もう一つの果実
3 寄り添うということ
終章 授業実績と実績研究

内容説明

演劇的知を追求する著者の二〇年にわたる実践を集大成。帰国生を多く迎えるICU高校でおこなわれるプレゼンテーション中心の学びのプロセスを多数の授業写真とともに紹介。

目次

序章 帰国生との出会い・獲得型の授業
1章 日韓米グローバル・クラスで起こったこと
2章 スキット授業の興奮
3章 行動するクラス=学びのデザインへ
4章 演劇的知の可能性
5章 獲得型教師の資質とは
終章 授業実践と実践研究