井上円了・妖怪学全集〈第5巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 509p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760117253
  • NDC分類 388
  • Cコード C3339

出版社内容情報

不思議現象と妖怪のすべてを解明する驚異の総合科学。「お化け博士」井上円了のライフワークをもれれなく集大成。日本が近代へ飛躍しようとした明治中期から哲学者として活躍した井上円了は日本全国での調査と古今の文献を渉猟し妖怪学百科を打ち立てた。

明治、大正に発生した新妖怪、怪異事件を現地調査、新聞報道などにもとづき紹介。西欧、ロシア、インド、中国、朝鮮などの妖怪、迷信も紹介する。「幽霊の足音」「勝海舟先生の実験談」「栃木県の狐狸談」「箱根の天狗」「真怪の有無」「コックリ様の霊怪作用」「念写問題の解決」など。

内容説明

明治時代に発生した新妖怪や怪異事件など一三〇話を紹介。西洋、ロシア、インド、中国、朝鮮、台湾など海外の迷信、日本各地地方別妖怪、全国共通の妖怪などを列挙。明治から大正にかけて新聞に紹介された怪談一〇〇話を披露。

目次

おばけの正体(妖怪はあるかないかについて;余の実験せる障子の幽霊;幽霊の足音;空き小屋の光り物;夜中の大怪物 ほか)
迷信と宗教(迷信の定義;西洋の迷信;露国の迷信;インドの迷信;シナの迷信 ほか)
真怪(真怪有無の問答;田間に停車場を幻出せる不思議;狐狸が汽車を停車せしめた怪事;井〔戸の〕神が人を殺せし事実;知らずの怪談 ほか)