出版社内容情報
不思議現象と妖怪のすべてを解明する驚異の総合科学。「お化け博士」井上円了のライフワークをもれれなく集大成。日本が近代へ飛躍しようとした明治中期から哲学者として活躍した井上円了は日本全国での調査と古今の文献を渉猟し妖怪学百科を打ち立てた。
本妖怪学全集第１巻
第３巻には「妖怪学講義」（理学、医学、哲学、心理学、宗教学、教育学など８分野で詳述）を完全収録した。
妖怪学講義 宗教学部門
第6 宗教学部門
第1講 幽霊編
第2講 鬼神編
第3講 冥界編
第4講 触穢編
第5講 呪願編
第6講 霊験編
『妖怪学講義』第6 付録 幽霊談
妖怪学講義 教育学部門 雑部門
第7 教育学部門
第1講 知徳編
第2講 教養編
教育学部門 付録
第8 雑部門
第1講 怪事編
第2講 怪物編
第3講 妖術編
内容説明
お化けに潜む日本人の精神。不思議現象のなかに日本近代の原点をさぐる。本書は井上円了の『妖怪学講義』全六冊のうち第五分冊（「宗教学部門」）と第六分冊（「教育学部門および雑部門」）をまとめて一巻としたものである。
目次
第６ 宗教学部門（幽霊編；鬼神編；冥界編 ほか）
第７ 教育学部門（知徳編；教養編）
教育学部門付録（記憶術批評；失念術方法）
第８ 雑部門（怪事編；怪物編；妖術編）
