出版社内容情報
リストラクチュアリングで生産現場はどう変わったか。自動車産業の現場を分析し,日本的生産システムの性格変貌,労働の人間化,ボルボイズムの到達点等を明らかにし,ポスト・フォーディズムを読む。
内容説明
生産現場はどう変ったか。日本的生産システムの性格変貌、労働の人間化、ボルボイズムの現段階などを明らかにし、ポスト・フォーディズムの世界を読む。
目次
序章 本書の課題
第2章 日本的生産システムをめぐって
第3章 フォードと大量生産システム
第4章 日本的生産システムの技術史的位置と基本的性格
第5章 労働の人間化をめぐる二つのアプローチ―スウェーデンにおける経営者と労働組合のアプローチ
第6章 ボルボイズムの到達点―ウッデバラ工場の生涯システム
終章 ポスト・フォーディズムに向けて
補論(フレキシビリティをめぐって―イギリスにおける議論動向とその批判的検討;アメリカ経済のリストラクチュアリングとサービス経済化)