内容説明
就職、転職、結婚など、人生には、自分と自分の大切なもののために、大きな決断をすべきときがあります。また、日々の生活も小さな決断の場面の連続で、迷いや悩みは尽きません…。決断というと積極的な選択をイメージしがちですが、このままでもいいというのも立派な選択肢。肝心なのは、自分のプライオリティをしっかり見つめることなのです。本書は、ココロの達人・モタ先生が、焦らず人に流されず、いい人生を送るための決断方法を伝授します。
目次
プロローグ 決断力とは何か―決断と不決断のあいだ
第1章 転機を生かす知恵―人生の決断を迫られるとき
第2章 自分を生かす知恵―仕事を選ぶときの決断と不決断
第3章 男女の愛をはぐくむ知恵―人生の伴侶を選ぶときの決断と不決断
第4章 健全な家庭を築いていく知恵―家庭のなかで決断すること、しないこと
第5章 子供とつき合う知恵―親になる決断、親としての決断
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916年、東京生まれ。明治大学文学部、昭和医大卒。慶應義塾大学医学部で精神医学を専攻、医学博士、日本精神科病院協会名誉会長、日本ペンクラブ名誉会員。まったく気どりのない気さくさ、たくまずして出てくるユーモア、その温かい人柄で“モタ先生”という愛称で親しまれた。2006年11月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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