内容説明
本書では、システム性能の改善の基礎、すなわち全体としてのUNIXシステム全体の性能の最適化の基本について紹介する。
目次
1章 システム性能概論
2章 システム動作の監視
3章 作業負荷の管理
4章 メモリの性能
5章 ディスクの性能
6章 ネットワークの性能
7章 端末の性能
8章 カーネルの再構成
Appendix(System V.4のリアルタイムプロセス;性能改善に関する戦略)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Keiji
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最初に購入した技術書の内のひとつです。システム管理者として維持管理を行う為にこの本に記載のあるリソース管理系のコマンドは一通り実行しました。今もこの本を読んで作成したシェルは実行しています。
ハンギ
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91年出版。BSDとSystemVを主に解説している。たぶんこの時代のUNIXは有償で、ワークステーション(業務用パソコン)がメインだったと思われる。その中でどうしたらUNIXをコンパクトに、メモリやディスクといった資源を有効に活用できるかを考えた本。これは初版だけど二版はLinuxを扱っているそうなので、そっちのほうがいいかも。コマンドを使った、UNIXみたいなOSの管理の仕方について、基本的な考え方がわかるかもしれない。定価で買う必要はないが。僕はページングとスワップって違うんだな〜、と勉強になった。2013/07/12