本部朝基と琉球カラテ

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750202471
  • NDC分類 789.2
  • Cコード C0075

内容説明

本書は実戦唐手家「本部の猿御前」と異名を持つ、空手道黎明期に活躍しボクサーとの試合や多くの他流試合に連勝して、空手の実戦性を証明しつづけた伝説の拳豪『本部朝基』の研究を主軸として、空手道発祥の地「琉球の歴史」から紐解いた唐手術史と、多くの記録や口碑から黎明期に生きた唐手家(空手家)達の生きざまを綴ったものである。第一章と第二章には本部が著した幻の空手書籍「私の唐手術」と「沖縄拳法唐手術(組手編)」を復刻した。本部自身がモデルとなって、最も得意としたナイファンチの形と本部流十二本の組手を行っている写真が数多く載せられている。

目次

第1章 復刻私の唐手術
第2章 復刻沖縄拳法唐手術(組手編)
第3章 琉球及び手(ディ)史概論(琉球王朝略史;中国との歴史的関係;琉球王朝の身分制度;二度の禁武政策(刀狩り) ほか)
第4章 琉球拳法〔唐手術〕の歴史(拳法の盛んな地域名で呼称された唐手;底辺拡大に伴う武術性の消滅;唐手術に伝わる型の種類)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

3
貴重な本だと思う。松村宗棍や松茂良興作のエピソードは興味深く読めた。終盤にある試合化の弊とか型の考察はよくよく考えなければならない公案だと思う。2013/11/06

64

2
読むところはほとんどなかった2016/08/02

ハパナ

1
蘇生術の項を見ると、逆に稽古・鍛練の激しさを感じますね。ナイハンチの所で、実際は突く所を見映えのために肘打ちにと説明があります。型は口伝とのセットで活きてくるのだと実感しました。2015/04/11

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