出版社内容情報
ぼくの部屋は最悪。にいちゃんと一緒なんだ。にいちゃんは室内でサッカーするし、おやつはみんな食べちゃうし、ぼくがのびのび眠れたことなんて一日だってないんだ。きめた! ぼくは、ぼくだけの理想の場所に、いえでします!
【目次】
内容説明
「もううちにはいられない!」にいちゃんといっしょのへやなんてさいあくだ!へやでサッカーはするし、おやつはみんなたべちゃうし、のびのびねむれたことなんていちにちだってないんだ。きめた!ぼくは、ぼくだけのりそうのばしょに、いえでします!
著者等紹介
浜田桂子[ハマダケイコ]
1947年埼玉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒。田中一光デザイン室勤務の後、『あやちゃんのうまれたひ』でデビュー。日・中・韓12名の絵本作家と平和絵本シリーズを企画し、『へいわってどんなこと?』を3か国で共同刊行。香港版が、“2020 Hong Kong Book Prize”を受賞。日本児童出版美術家連盟、日本文藝家協会、日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
128
いえでします!ちょっと驚く題名の絵本をひらくと、そういうことかと納得。ぼくは家出する。わたしも家出する。なんでそんなに家出したいの。それぞれの不満があり、こうしたらいいのにという思いも異なっている。お菓子やおもちゃがいっぱいだったらいいのに、お花が部屋中にあふれていたらいいのに、動物を大切にしたい気持ちがたくさん詰まったお家だったらいいのに。想像することで生活を豊かにして、幸せな気持ちになれる。子どもたちは無限大。その力が世界をよりよくする原動力となり、未来への希望へとつながっている。また、家出しようね。2025/10/24
anne@灯れ松明の火
18
新着棚で。子どもの気持ちに寄り添った作品が多い浜田さん。今回はドキッとするタイトルだけど、表紙の絵には、ちょっとクスっとする。おもちゃをいっぱい詰めて、家出?って(笑) お兄ちゃんと同じ部屋なのに我慢できない。大家族でトイレが渋滞。みんな、それぞれ不満がある。「こんな部屋、こんな家だったらいいのに」と夢や希望がいっぱい! オチに、ほんわか♪2025/11/27
遠い日
4
自分だけのスペースが必要だと切望する子どもは、もう自立への階段を上りかけている。 兄ちゃんと同じ部屋で被る散々な迷惑。弟であるというだけで、損な立場に追いやられていることに断固立ち向かう決意。大いに結構! 家出する決意は自己主張だ。それがどの子にもリンクしていくおもしろさ。 子どもは子どもなりの窮屈さを抱え、その何倍もの夢を持っている。 自由な発想で描く自分だけの王国。理想上等!そこへの一歩が見えるではないか⁉︎2025/10/20
かはほり
3
表紙の絵をみてまず大笑い。子どもの「家出」の絵本は、いくつかあるけど、やっぱりおもちゃは持っていくんだねー。日本の住宅事情がよく反映されていて、恐らく子どもたちの「あるある」がいくつかあありそうで共感を呼びそう。2025/11/30
たくさん
3
プライベートな空間や時間の過ごし方。 おとなになれば好きなことができる。早く大人になりたい。 そう思って自立を目指す人は多かったのではないでしょうか。 自分だけの空間があり、親や家族に干渉されない。 自由と責任が両立と言われても、まず心の安定は必要ですよね。 みんなの夢や理想が叶う瞬間の満足たるや大きいものだろうと思われます。 この過程を越えて、大きくなって同じことを誰かにさせないようにいきたいですね。 #NetGalleyJP 2025/11/25




