内容説明
故郷と同じように「子供時代」は遠きにありて思うもの。そして悲しく歌うもの。ひとは童謡によってみずからの現在地を確かめる。唱歌やわらべ唄ばかりではなく、CMソング・春歌など、子供時代と共にあった歌を収録。
目次
第1章 赤とんぼ
第2章 しゃぼん玉
第3章 花いちもんめ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
syota
24
編者の寺山修司は本書を編むにあたり、「子供とともに在った唄」「子供時代にとじこめておくものではなく、長い一生にうたいつがれてゆくべきもの」「自らの失われたふるさとへの望郷の唄」という基準で作品を選んでいる。収録された作品は、いわゆる童謡のほか唱歌、わらべ歌、歌謡曲、軍歌、テレビ主題歌まで200曲近くに達し、寺山自身の心の原風景ともいうべき景観を形作っている。じっくり読むと、歌詞というより詩として味読するに足るものが多いのに驚く。タイトルの「詩集」という表現に納得。2016/10/12
呉下の阿蒙
1
傷だらけの人生/ この世の花/ ゴンドラの唄/ 酒は涙か溜息か/ さすらい/ 出世街道/ 遠くへ行きたい2018/03/31
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